南海電気鉄道株式会社 鉄道営業本部
木津川駅NK06-3大阪府大阪市西成区北津守一丁目8番67号
無人駅
🆋PiTaPaの駅
平成24(2014)年11月訪問時の様子です
大阪市内にあるとは思えない程の場末感が半端ない風情が漂っています。南海以外の事業者全体で大阪市内における利用者数最低値を叩き出している駅です。建物は昭和15(1940)年9月竣工なんだそうです。
↑駅舎を背にした外向けのアングルです。いきなり砂利道です。もともと当駅は和歌山方面からの木材搬入がメインの貨物取扱目的の駅だったようです。
公道から見た図です。自動車の乗り入れを禁止する目的でトラ柄の車止めが異彩を放っています。恐らく砂利部分が鉄道事業者の敷地なのでしょう。
運賃表です。汐見橋駅までは180円、なんば駅までは240円、関西空港駅・和歌山港駅までは970円、フェリー運賃込みの徳島港まで片道利用が可能な「とくしま好きっぷ(2,500円)も当駅の券売機で購入可能です。
※とくしま好きっぷは南海線のどの駅から購入しても2,500円です
↑時刻表です。表題は「高野線標準時刻表」となっていて、通称されている「汐見橋線」ではなく、正式名称である「高野線」の表記があります。6時台から22時台まで毎時ほぼ2本が設定されています。
当駅のトイレは令和5(2023)年に閉鎖されています。ご注意あれ。
駅舎からのりばまでは構内踏切があります。首都圏なら鶴見線を彷彿させるような雰囲気です。貨物取扱の痕跡といえる側線があります。側線は踏切部分を除いて撤去が進んでいてここに列車が入ることはありません。
近隣には阪神高速道路の高架が迫っていてと快適な雰囲気も感じられます。
ホームには番線番号は付与されていません。現在は貨物の取り扱いも消滅していることから停留場スタイルの配線となっています。
構内は複線上の1面2線です。駅舎側は汐見橋方面、駅舎と反対側ののりばは岸里玉出方面の列車は発着します。
前述の通り大阪市内にある駅ですが極めて静かな雰囲気が漂っています。
当駅が登場する動画です↑
<当駅→津守駅間の踏切施設>隣の駅@高野線(汐見橋線)
・(m)当駅1.6km
・(m)木津川1踏切
・(m)木津川2踏切
・(m)木津川3踏切
・(m)津守駅2.6km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:芦原町駅NK06-40.7km
下り:津守駅NK06-21.0km
※訪問日:2024年11月1日