東日本旅客鉄道株式会社 東北本部
会津宮下駅■福島県大沼郡三島町大字宮下字田中1417番地
会津坂下駅管理の直営駅
県立病院、町役場、郵便局、小学校、中学校から発電所に至るまで、大沼郡三島町の主要公的機関が集中している中心地にある駅です。
↑の画像は同じ2008年の1月15日と1月3日に撮影したものです。わずか2週間程度での降雪量の違いで屋根上や後方の木々の雰囲気が違って見えますね。この駅舎はリフォームされていてキレイですが、1941(昭和16)年からの古い建物です。1941(昭和16)年に只見線が会津線を名乗り延伸してきて、さらに会津川口まで延伸される1956(昭和31)年までの間、当駅は終着駅として機能していました。
当駅は信号扱いのために社員が配置されていて、その合間に乗車券の販売も行われています。
駅名の「宮下」は1942(昭和17)年に周囲の村々が合併して誕生した「宮下村」に由来しています。1961(昭和36)年にまたもや合併の動きがあり駅名の由来になった宮下村は消滅しますが、頑固に駅名は宮下のまま現在に至っています。
構内は行き違いが行える2面2線配線。2番線へは構内踏切を横断する必要があり、1番線が会津若松方面行きが、2番線が只見・小出方面行きの列車が使用しています。
2番線ホーム上にある待合室は妙に古びていて、いい味をかもし出しているので一見の価値は充分です。
また、雪などに埋もれていますが転車台や側線が残っています。会津若松駅寄りには除雪車両の車庫が設置してあります。
ところで当駅の待合室には2008年の訪問時にこんな掲示物が…
テレサテンさんと会津宮下エリアについてはこちらのウェブサイトがくわしいです。
隣の駅@只見線
上り:会津西方駅■1.7km
下り:早戸駅■5.7km
※訪問日:2008年1月3日,2008年1月15日