aizumizunuma
東日本旅客鉄道株式会社 東北本部
会津水沼駅福島県大沼郡金山町大字水沼字桑畑
会津坂下駅管理の無人駅

※現在の駅舎は2011年7月の水害で流出していますが、わざわざ同じようなデザインで再建しているそうなので、そのセンスに敬意を表しに再訪しなければ!

 ということで当ページでは2008年訪問時の様子です。
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 1956(昭和31)年の開業当時から頑固に使用しているであろう古びた木造待合室が印象的な駅です。
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 公道側からと線路側からとでは微妙に意匠が異なって見える不思議かつ独創的な構造になっています。公道側駅入口付近には当駅とは無関係な近所のお地蔵さん等の整備費用奉納の御礼用紙が掲示されていました。

 これだけ古びているものの、建物側面には近代的なJR東日本仕様の駅名標が掲示されていて、古さと新しさのコントラスト差がなんとも言えません。
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 当駅は旧国鉄会津線が会津宮下駅から会津川口駅まで延伸開業した際に会津川口駅、早戸駅、会津中川駅と同時開業しています。ホームの配置から察するに、当駅は1面2線配線で行き違いができていたのではないかと推測できます。
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 現在は旧2番線のみが残存している1面1線の棒線構造です。
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 駅周辺には「海老寿屋」という旅館があったほかは無人地帯。駅前を走る国道にかかる水沼橋を渡ればようやく数件の民家が確認できました。その海老寿屋旅館は当駅から徒歩1分という好立地ではありますが、訪問した日が厳冬期で正月三が日真っ只中ということもあるからなのか、営業をしている様子ではありませんでした。ところが「海老寿屋 水沼」でgoogle検索してみると僅かに検索結果を得ることができ、電話番号を入手することができます。営業は観光シーズンのみなのでしょうか。
 なおwikipedia日本語版によると当駅周辺は熊の出没遅滞らしいです。

(2018年12月追記)
 「海老寿屋 会津水沼」で久々にgoogle検索をしたところ、ついに検索結果に当駅周辺の旅館はヒットしなくなり、当ブログの記事がトップで引っ掛かるという。。。
<当駅→会津中川駅間の踏切施設>
・(55k060m)当駅52.2km
・(未確認)板落踏切
・(56k147m)中川構内踏切
・(58k290m)会津中川駅58.3km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@只見線
上り:早戸駅■3.9km
下り:会津中川駅■3.2km

※訪問日:2006年1月3日