東日本旅客鉄道株式会社 東北本部
会津西方駅■福島県大沼郡三島町大字名入字根岸居平1342番地
会津坂下駅管理の無人駅
かつて貨物扱いをしていた痕跡が残っている駅です。現在はホーム上にぽつんと置かれた小さな待合室しかありませんが、かつてはこのホームの反対側（↑を撮影している手前側）に貨物用のホームが置かれていました。
以前の駅舎があったころは貨物ホーム側が駅前として栄えていたそうです。その駅舎は現在、基礎土台だけを残して撤去されてしまいましたが、そちら側にはまだ僅かながら商店がちらほらあったりします。
貨物ホームとは別に旅客用のホームも島式で設置されています。現在は行き違い設備を撤去していて片側だけが使われていて、反対側の敷地を活用して待合室が設置されています。
当駅付近は名入地区という小集落があり、その周囲を山と川に囲まれている静かなエリア。近隣にはモノづくり体験ができる交流センターなども徒歩圏にあります。
構内は合理化によって1面1線となっていて、かつて貨物取扱や列車行き違いができた痕跡が偲ばれるだけに、雪が無い時期に再訪したい気にさせられます。
隣の駅＠只見線
上り：会津桧原駅■2.2km
下り：会津宮下駅■1.7km
※訪問日：2008年1月16日
