東京地下鉄株式会社 後楽園駅務管区王子地域
赤羽岩淵駅N-19東京都北区赤羽一丁目52番8号
🆋PASMOの駅
令和5(2023)年7月訪問時の様子です
環八通り(都道311号)と北本通り(国道122号)が交差している赤羽交差点付近に設けられた駅です。東京メトロ南北線的には終着駅ですが、この先も「東京7号線」の計画で言うと延伸部なのでしょうけど、東京都の資本も入る特殊会社うであることから東京メトロとしての施工は当駅までとし、当駅より先は東京メトロも出資する埼玉県主体の第3セクター・埼玉高速鉄道株式会社により建設が行われています。
そういう経緯があるため、当駅の駅名標関連看板は東京メトロと埼玉高速鉄道のダブルネームとなっています。駅番号はN-19とSR-19で、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の起点駅である当駅を1としないのは、この路線が実質的に南北線と一体化されていることから南北線の起点である目黒駅からの続番としています。
地上では赤羽岩淵駅前交差点に面している1番出入口です。北区赤羽一丁目52番にあり、東京メトロの公式サイトに掲出されている所在地表示と同一の場所にあります。NS2ビルの軒先に階段が設けられています。
↑こちらは北区赤羽一丁目53番3号にあるエレベータ口です。ビルに便乗させておらず、エレベータ用地のために東京メトロが土地を取得したようです。
こちらは北区赤羽一丁目54番5号、メトロA・Iビルの1階にある2番出入口です。
↑最後は北区岩渕町36番1号の3番出入口です。この建物は東京メトロが所有しているようで、東京メトロが行っているeスポーツのジムが出店しています。
スポーツジムではなく「eスポーツジム」なので、ゲームセンターの延長のような立ち位置なのでしょうか。
出入口の看板は東京メトロのフォーマットとなっています。
改札口にも埼玉高速鉄道のマークが躍っています。
東京メトロの運賃表です。最遠運賃である330円区間は東西線西船橋駅までの運賃で設定されています。
埼玉高速鉄道の運賃表です。14.6キロの浦和美園駅までの運賃が480円という驚異の設定となっています。
改札回りの地図です。当駅の改札口は1か所のみです。
JR東日本が設定しているオフピーク定期券のピーク時間帯告知ポスターには7時40分から8時20分が使用不可時間と告知されています。
構内は複線上の1面2線で、前後に転轍機があって折り返し列車の対応も可能となっています。
当駅はメトポン好きな後楽園駅の配下にあり、メトポンによる注意喚起看板があります。
東京メトロ全駅デジタルスタンプラリーのポスターには昭和30年の街並みが出ていました。
↑当駅の雑談レポートです
平成19(2007)年訪問時の様子です
駅番号は付与されていましたが、駅名標デザインは開業時からの南北線独特デザインとなっていました。
2番出入口です。
こちらは3番出入口です。
当駅は駅名が示す通りJR赤羽駅が徒歩圏にあります。当駅からJR赤羽駅までの徒歩ルート案内図が設置されています。万一の輸送障害時の迂回ルートとして、また意外と相性が悪い南北線から上野・東京方面へ行きたいなどJR赤羽駅を利用したほうが便利な場合のルート図として活用されているようです。
※当駅から東北新幹線で仙台まで利用したい場合は・・・
1)JR赤羽駅まで歩いてJR線で上野駅へ(乗車券は東京都区内なので6,050円)
2)同、大宮駅へ(赤羽→川口140円と川口~仙台市内5,720円。都区内からより190円お得)
3)埼玉高速線東川口駅から武蔵野線と埼京線もしくは京浜東北線を乗継で大宮駅へ
4)南北線で王子駅に出て大宮駅へ(王子駅まで170円)
5)南北線で後楽園駅に出て丸ノ内線で東京駅へ(東京駅まで250円)
当駅は埼玉高速鉄道線との共同使用駅です。きっぷ売り場には東京メトロ向けと埼玉高速鉄道向けの2種類の券売機があります。
東京メトロ南北線目黒駅から先の東急線の運賃表です。平成19(2007)年時点での金額ですが後述の浦和美園までの運賃で東京メトロの場合は目黒を通り越し元住吉駅まで行けてしまいます。
埼玉高速鉄道線の看板です。
建設費用の償還があるので割高気味なのは仕方ないとはいえ、この金額は凄いです。
地下のホームの様子です。南北線の各駅と同じでフルスクリーン型のホームドアがそびえ立っています。
隣の駅@N南北線
B線:志茂駅N-181.0km
A線:(終着駅)全長21.3km
※訪問日:2007年11月9日,2023年7月24日