akabira
北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部岩見沢地区
赤平駅T23北海道赤平市美園町
滝川駅管理の簡易委託駅(委託先:赤平市)

 令和6(2024)年4月訪問時の様子です 
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 巨大な市の施設(赤平市交流センターみらい)がそびえたつ、要塞のような駅ですが、JR的には簡易委託の乗車券類販売窓口が入居しているだけの建物という認識です。JR的には建物右側の通路を通りホームへ出入りするのが正しい利用通路のようです。

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 駅の外の様子です。適度に商店が並んでいます。コンビニエンスストアは駅近隣には見当たらず、最も近くてセブンイレブンとファミリーマートが片道徒歩で20分弱。。。なお、平成20(2008)年まであった中央バスの赤平ターミナルは↑画像の写る道を直進徒歩3分左側の更地付近にありました。

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 窓口営業は簡易委託方式で行われていますが、訪問時は営業時間外であったためブライドが降ろされていました。

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 営業時間は令和6年4月現在で朝6時40分から14時30分までで。土日祝日及び年末年始は非営業と記されています。

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 この時刻表によると滝川行の朝いちばん列車に合わせての窓口営業であると推測できますが、終業時間の14時30分に合致する列車が設定されておらず、それなら13時台または15時台の列車に合わせて営業時間を考え直してはどうでしょう。

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 令和6年現在の運賃表です。芦別駅・滝川駅までは340円、札幌駅までは2,100円、新千歳空港駅までは2,880円、富良野駅までは970円となっています。

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 当駅では北の大地の入場券も取り扱っているのですが、窓口営業開始時間から8時30分までは取り扱いできないルールになっているようですが、逆にこの窓口が閉まっている平日14時半から夕方までと土休日は同じ建物の「みらい窓口」で取り扱っているようです。
※これ、交流センターの窓口オープン時間が9時からとなっていることから、ここの係員さんが当駅簡易委託窓口から当該入場券の商品と釣銭を預かる時間とリンクしているから、早朝の取り扱いが出来ないということなのかなと邪推してみる。

 交流センターの係員業務開始時間が午前8時だとして、1時間の開館準備時間で北の大地の入場券販売キットを駅簡易委託窓口へ引き継ぐルーチンが行われているのかなと。駅窓口は早朝から8時半までは販売キットの引き渡しを受けていないので発売が出来ない・・・逆に14時半になると駅簡易委託係員がみらい窓口へ販売キットを引き継いで退勤する流れなのではなかろうかと。

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 構内は2面2線ですが、旧3番線ホームの向こう側にかつて側線がたんまりあった名残りで敷地が広がっています。

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 普通列車と快速列車が停車します。

 平成29(2017)年12月(一部それ以前)訪問時の様子です 
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 平成29年撮影の駅名標です。

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 以前は炭鉱で栄えた街だった赤平市の中心地です。えらくゴージャスな建物で驚きます。撮影がクリスマスシーズンであったことから、外壁をよじ登るサンタクロースの姿がチラホラ・・・サンタクロースっていつからこんな泥棒まがいなことをするキャラになったのだろうか。。。

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 炭鉱で栄えたエリアなのでビルなどもあったりして駅の周囲は意外と発達しています。

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 こちら、建物の中です。2階エリアへ吹き抜けで大変開放的な構造です。画像の真ん中奥がきっぷうりばと改札口で、左側はこの建物を管理している部署の窓口です。

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 駅舎内にはなぜかブラウス1枚しか着用していない女性の像があります。なぜ下半身は裸なのかは不明。。。
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 タイトルは「シャツブラウス」といい、笹戸千津子さんの作品とされています。この笹戸千津子さんは山口県ご出身の彫刻家で、笹戸さん御自身をモデルにした作品を多く世に送り出してたりするからちょっと驚きます。詳しくはこちらを↓


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 当駅はJR北海道の関連会社による出札・改札業務が行われていましたが、2016年3月よりJR北海道による無人駅化の方針が打ち出され、それ以降は赤平市の委託職員さんによる出札業務が行われています。

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 なお土曜・日曜・祝日は無人駅扱いとなり運賃等は車内精算となります。↑は2005年撮影の業務委託時代の窓口、↓は2017年撮影の簡易委託されたのちの窓口です。
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 この建物は赤平市の交流センター「みらい館」という施設で、JRはその建物のテナント状態(賃料が発生しているかどうかは不明)。よってこの「みらい館」の正面入口が閉鎖されると…
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 駅の脇にある「夜間早朝専用通路」を通ってホームへ出入りをすることになります。
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 なお当駅は駅舎での改札業務を省略しているので日中であってもこちらの通路を通って出入りが可能だったりします。

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 構内は単線上の2面3線ですが、3番線はほぼ使われておらず、2番線も列車行き違いが発生するときのみの使用で、基本的に駅舎に接する1番線が使われています。

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 すこし引いて列車と駅舎を眺めると、駅舎がとても大げさに見えますな。。。

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 当駅のわがまちご当地入場券は駅の窓口が営業している月曜~金曜の8時半~14時半は駅窓口で、それ以外の月~金曜14時半~17時までと土日祝の8時半~17時までは「みらい管理事務所」で発売していました。
<当駅→茂尻駅間の踏切施設>
・(13k660m)当駅
13.7km
・(14k312m)19線踏切
・(14k992m)南3号踏切
・(15k361m)20線踏切
・(m)(名称未確認)踏切
・(16k853m)22線踏切
・(17k150m)茂尻駅
17.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@根室線
上り:東滝川駅T226.5km
下り:茂尻駅T243.5km

※訪問日:2005年12月8日,2017年7月29日,2024年4月30日