
東日本旅客鉄道株式会社 八王子支社
鳩ノ巣駅JC72東京都西多摩郡奥多摩町棚沢390番地
青梅駅管理の簡易委託駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅
令和5(2023)年7月訪問時の様子です

重厚な木造駅舎の駅です。↑は横から見た図です。

同じ駅舎を正面から見るとこんな感じ。

駅舎に貼付されている建物財産標によると昭和16(1941)年12月に竣工したとあります。当駅は前身の奥多摩電気鉄道により昭和19(1944)年に開業しています。

駅の外の様子です。

駅舎外にはこんな看板が・・・。

駅舎内部です。平成28(2016)年4月に無人駅となっていて、窓口はポスターが貼られ目張りされています。ICカード簡易改札機が稼働しています。

運賃表です。奥多摩駅・川井駅までは170円、青梅駅までは320円、立川駅までは580円、新宿駅までは1,110円(拝島連絡西武線経由西武新宿駅までは940円)となっています。
ここまでたいそうな運賃表が掲げられているものの、当駅には自動券売機の設置はなく、乗車駅証明書発行マシーンが稼働しています。当駅の周囲にはICカードチャージに対応したお店(コンビニ等)はなく、チャージに困ったら・・・どうしよう。

時刻表の横には大きな鏡があり、「東京都観光協会推奨」と書いてあります。

JR東日本がSuica定期券で展開しているオフピーク定期券のポスターによれば当駅は6時00分から7時30分までの改札入場がオフピーク定期券利用不可(タッチするとチャージ金額消費での乗車となります)です。

2022年に青梅線無人駅総選挙が行われ、当駅は3位に入賞しています。

駅舎から階段を軽くあがると1番線(奥多摩方面)ホームに繋がっています。

このホームの柱には昭和17年1月竣工を示す「旅客上屋1号」の建物財産標が貼付してあります。

駅舎とホームとの間は階段です。バリアフリー対応にはなっていません。

山林に囲まれた場所にある当駅。山火事には気をつけましょう!を促す看板が出ています。

青梅・拝島・立川方面は跨線橋を横断した先の2番線ホームです。

ホーム屋根(上屋)は大きく、雨風を凌ぐのにいいサイズです。

1番線ホームには温度計が設置されていますが、ここの広告枠が「マネービルの日興証券」となっています。マネービル温度計は当方が廻った駅では大湊駅@大湊線と西条駅@篠ノ井線にあるのを確認しています。
平成16(2003)年8月訪問時の様子です

平成16(2003)年訪問時の駅名標です。駅番号の付与前です。

立川駅から33キロかけてやってきたのは「鳩」が冠された駅です。

御嶽駅に似てるような木造駅舎です。

跨線橋の上から見るとこんな感じです。

装飾看板は凝っていて、訪問時は簡易委託の係員によって大切にされているようでした。

訪問した2003年当時、旧国鉄様式の駅名標がありました。
余談ですがJR線で「〇ノ巣」と言う駅は当駅を含めて3駅あり、当駅と鷹ノ巣駅はJR東日本、雁ノ巣駅はJR九州にあります。いずれの駅名も〇には入るのは鳥類なのが面白いところです。


構内は単線上の2面2線。両端に踏切があって6両編成は当駅には停車できません。
<当駅→白丸駅間の踏切施設>隣の駅@JC青梅線
・(33k840m)当駅33.8km
・(33k888m)鳩ノ巣西踏切
・(35k183m)白丸踏切
・(35k210m)白丸駅35.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:古里駅JC712.2km
下り:白丸駅JC731.4km
※訪問日:2003年8月30日,2023年7月