四国旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部
旭駅K03高知県高知市旭駅前町49番
高知駅管理の無人駅
※令和6(2024)年3月までは高知駅管理の直営駅でした
当駅も「テナント店舗重視」のつくりをした駅です。一見すると大きな駅ですが、駅機能は画像右側の「JR旭駅」と書かれた部分のみで、その左側の尖がり屋根から左側部分はJR系列のパン販売「ウィリーウィンキー旭店」が入居していたものの2013年7月に撤退し、現在は空き状態となっています。
そんな駅舎ですが歴史は古く、建物に貼付されている「建物財産標」によれば1947年に竣工したと記されています(ピンボケでごめんなさい)。
駅前はご覧の風情で、大きな国道(中村街道)まで少し距離があります。とさでん交通の旭駅前通停留場はその中村街道に線路が敷設されていて、当駅からはおよそ300メートル先にあります。
このあたりの駐輪場には求人広告を置く箱がおびただしく設置されています。
駅舎の中の駅機能はご覧の通りとても狭いです。訪問した平成30(2018)年段階できっぷうりばは毎日7時10分から11時20分までと12時20分から17時20分までの営業となっていて、それ以外の時間帯は無人駅扱いでしたが、自動券売機は稼動しています。
当駅掲示の社員募集の貼り紙によれば当駅担当社員さんの拘束時間は7時から18時までとなっているようで、原則ワンオペ(一人勤務)なんですな。きっぷうりばのオープン時間が7時10分から11時20分までと12時20分から17時20分なので、昼食1時間と開店時間10分前及び閉店時間の40分後までが勤務時間と言うことになるのでしょう。
そしてこの紙、よ~く見ると当駅の駅舎がゆるキャラ(あさひえきちゃん)化してあります。
単線だからといって、行き違いが有ろうが無かろうが手前の1番線には下り列車のみが停車します。これは当駅のポイントがスプリング式であることによります。
構内の様子はこんな感じ。高知駅側に屋根なしの跨線橋が設置されています。
1番線に面した駅舎の壁面には「高知線の歌」の10番が掲示されています。
跨線橋の上から窪川方をパチリ。右側の2番線ホームの右側の空き地にご注目。ここは旧3番線ホームと事業用車両の留置線があったのですが、その後撤去されパークアンドライド用駐車場へ転用されているのですが、よく見ると。。。
線路は撤去されているものの「車輪止」の標識は残っています。
構内は単線上の2面2線で、普通列車のほかに一部の特急列車が停車します。
<当駅→高知商業前駅間の踏切施設>隣の駅@K土讃線
・(129k770m)当駅130.2km
・(130k013m)旭踏切
・(130k128m)旭上町踏切
・(130k310m)水源町踏切
・(130k497m)学校裏踏切
・(未確認)高知商業前駅131.3km
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