asahihama
北海道旅客鉄道株式会社 函館支社
旭浜駅■北海道山越郡長万部町字旭浜
長万部駅管理の無人駅
※2006年3月17日で営業終了、閉駅しました

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 利用者?そんなものは当の昔に失っているよ。答えは雪に聞いてくれ…そんなセリフが駅前から聴こえてきそうな程に物寂しさが漂う駅でした。勿論そんなセリフは聴こえてくるわけはありませんが…黙して語らない雪は取材日には膝付近まで達していて、国道から乗り場まで一切除雪はされていませんです。駅というものは利用者が居て、最低限の除雪くらいされているであろうという固定概念は根底から払拭せざるを得ない、ある意味カルチャーショックを覚える駅でもあります。

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 これは当駅の待合室に見えますがどうやら鉄道信号関連の機械室のようです。これ、当駅で唯一の屋根がある設備ですが、これだけ除雪されていないとここを避難先として使うことはできませんでした。訪問日がいい天気で良かった。。。

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 駅前を走る国道37号線から当駅を望みますが、前述の通り全く除雪がなされていないことから、ホームまでどのようにして入ればいいか少々思案してしまいました。

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 ご覧の通りの運転本数なので当方は長万部駅から徒歩で当駅へやってきたのですが、道路からホームまで前日に誰かが残した微妙な足跡をたどってホームへ向かわないと深々と積もった雪に身体ごと埋もれてしまうほどでした。

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 当駅は1943(昭和18)年に単線上の信号場として設置され、暫くは列車の行き違いを主たる業務としていましたが、1969(昭和44)年に仮乗降場として客扱いを開始します。しかし周囲に利用者となりうるような民家や施設が当時からあったかは極めて疑問で、訪問当時でも周囲2キロに民家の気配はありません。あるのは800m程先にある漁業工場と駅前にある廃(?)ドライブイン。漁業工場へもドライブインへもアクセスのメインはクルマであり、当駅からの利用者は皆無でしょう。ドライブイン前には取材当日、自家用車が駐車されていたので、ひょっとしたら民家もしくは倉庫目的として利用はある模様でしたが。。。。

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 国道側の長万部方面である海側のホーム端付近に着雪が無い部分があり乗降に支障はありませんでしたが、山側の静狩駅方面認定2番線は悲劇的で、ホーム線路側の端までを含め全体が30cm以上の雪に覆われていて、乗車位置に辿り着くことすら困難ででした。約半月以上利用者が居なかったことが容易に想像できます。

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 構内は複線上の2面2線。ホームは北海道でよく見ることができる互い違い配置。跨線橋はあるわけもなく、構内踏切を横断します。

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 こんな誰も使わないような駅でも自動化された踏切が稼働しているのはこの区間が函館~札幌間を結ぶ高速路線であるからなのでしょう。

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 しかしこれだけ除雪されていないと利用を躊躇したくなりますが、バス路線が近隣にないことから、そうも言っていられません。

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 2両編成がちょうど収まる程度のホームです。
<当駅→静狩駅間の踏切施設>
・(5k300m)当駅
・(未確認)開発道路踏切
・(未確認)第三道路踏切
・(10k610m)静狩駅
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@室蘭線
上り:長万部駅H47■5.3km
下り:静狩駅H46■5.3km

※訪問日:2006年1月27日