東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社
熱海駅JT21CA00静岡県熱海市田原本町11番1号
JRE:駅長所在の直営駅
JRC:三島駅管理の業務委託駅(委託先:東日本旅客鉄道株式会社)
🆋Suica(首都圏エリア)の駅・🆋TOICAの駅
2016年に新たな駅ビルが完成した駅です。
温泉街の最寄り駅ですが、意外と商業ビルが多かったりします。これらが無ければ海が見えるんですが。。。この画像の左側すぐの場所に足湯があります。
しかし駅前のビルの名称はもっと何とかならなかったのかなぁ。
当駅はJR東日本が在来線をJR東海が新幹線を管轄していますが、地形などの事情から構造上、敷地外へ繋がる改札口は在来線にしかなく、改札外から直接新幹線の改札を通ることは出来ません。
新幹線に乗車の場合、紙のきっぷなら在来線改札口に乗車券を通して正面の改札を通過し、新幹線改札口で特急券と乗車券を重ねて自動改札機へ投入(降車は逆)すればOKなのですが、EX-ICなどの場合は在来線正面改札機がEX-ICに対応していないことから、EX-ICを有人改札口で見せて通過するという意外と原始的な方法となっています。
※EX-ICとは別にSuica等ICカードを持っていれば正面改札にSuicaをタッチさせ、新幹線改札で2枚重ねでタッチすれば通過は可能です。この場合、Suicaから金額の減算はされません。
在来線の当駅は3面5線。JR東海の列車は1本しか在線できない冷遇仕様になっているので、当駅~三島駅間は本数がそれほど多くありません。
平成16(2004)年訪問時の様子です
2004年撮影の様子です。平屋建てっぽい風情の駅舎でした。
当駅は東海道線におけるJR東海とJR東日本の境界駅となっています。鉄道に感心がある層には重要かも知れませんが、そうではない層にとっては国鉄の分割民営化による弊害で極めてどうでもよい事務的な事柄です。そんなことを意識しろと言う看板が当時は掲出されていました。
当駅から都心部方面へのアクセス手段としては小田急線も重宝がられていて、新宿駅までの運賃でJRだと1,940円もかかるところ、小田原駅乗り換えの小田急線経由だと1,290円と安くなるから驚きます。なお、新宿駅までの両社の運賃差額に240円をプラスすれば小田急のロマンスカー特急券が購入できてしまいます(取材時の金額です)。
2010年頃までは隣接している駅ビル内の様子です。
この当時、現在の駅ビル・ラスカ熱海の前身の「熱海駅デパート」は小田急系列だったため、小田急のグループ会社がここで小田原駅からの特急ロマンスカーのチケットを販売していました(現在は行っていません)。熱海駅の駅ビルはその後運営会社がJR東日本系列の会社へ変更となって駅ビルそのものもオシャレに生まれ変わっています。
当駅の改札頭上にある列車発車案内電光掲示板ですが、、、
違う会社の発車標なのでデザインも異なっているという。まぁこれもマニア以外はどうでもいい情報ですね。。。
新幹線はJR東海一色ですが、在来線はJR東日本が管理をしています。沼津・静岡方面の列車もJR東日本の発車標に掲載されます。マニアにとっては萌えポイントだったりして。
当駅から分岐している伊東線はホームの海側・1番線に発着しています。普通列車は伊豆急行の車両が充当されていて異彩を放っています。
構内は伊東線も東海道線も複線上の3面5線となっています。東海道線は当駅で運営会社が変る事から多数の列車が当駅で乗り換えとなり、必ずしも対面ホームでの乗り換えとはならないため当駅終着の列車が到着するたびに狭い階段が賑わうという現象が起きています。
▲駅名標デザイン変更前のものです。
交通系ICカードはSuicaエリアとTOICAエリアが繋がっていないため当駅と隣の函南駅間は2021年3月まで対象外となっていました。現在は当駅発または当駅着である場合にのみICカード利用ができますが、例えば湯河原~函南といったエリア跨ぎ
<当駅→函南駅間の踏切施設>隣の駅@JTCA東海道線
・(104k570m)当駅104.6km
・この区間には踏切はありません
・(114k510m)函南駅114.5km
上り:湯河原駅JT205.5km
下り:函南駅CA019.9km
<当駅→来宮駅間の踏切施設>隣の駅@JT伊東線
・(-1k270m)当駅0.0km
・この区間には踏切はありません
・(0k000m)来宮駅1.2km
上り:(起点駅)全長16.9km
下り:来宮駅JT221.2km
※訪問日:2005年12月6日など
※JR東海(新幹線)の当駅はこちら↓