東京地下鉄株式会社 北千住駅務管区北千住地域
綾瀬駅C-19JL19東京都足立区綾瀬三丁目1番1号
[東京メトロ]北千住駅務管区管理の直営駅
[JR東日本]北千住駅管理の業務委託駅(委託先:東京地下鉄株式会社)
🆋PASMOの駅・東京都区内の駅
東京メトロが管理をしている共同使用駅です。2社以上が乗り入れる共同使用駅で乗り入れ先会社の面倒を東京メトロが見ている駅は当駅を含め3駅あります(当駅、押上、赤羽岩淵)。
2021年7月訪問時の様子です
↑北改札口側です。高架下に輝く「SUN AYASE」の文字。一見すると高架下の店舗群の総称なのかと思いきや、高架下以外を含んだこの周辺の商店街を指しているんだそうです。
当駅は前述の通り2社が乗り入れる共同使用駅で、駅名を示す看板類には東京メトロ千代田線(C19)とJR東日本(JL19)の記述があります。東京メトロが管理している駅なので看板類は東京メトロ仕様となっています。
券売機は利用する鉄道事業者により使い分ける必要があります。
東京メトロの運賃表です。最遠運賃は原木中山・西船橋・地下鉄成増・和光市までの320円となっています。
変わり種はこちら。JR線の運賃表ですが、北千住で常磐線快速へ乗り換える運賃を掲載しています。ところが赤文字の表記は千代田線で西日暮里駅に出て乗り換える場合の運賃として記載しています。
当駅→西日暮里駅間は東京メトロ線で、西日暮里駅以遠はJR線と2つの事業者を乗り継ぐので、一見すると西日暮里駅乗り換えが割高なような印象ですが、よく見ると同額の場合、また逆に西日暮里乗換の方が割安になる区間があるなど、かなり興味深いことになっています。
そんな当駅のJR券売機にはこのような注意書きがあります。鉄道マニアでも落ち着いて読み込まないと意味が分からないかも知れません。
北改札口の脇には定期券売り場が設置されています。東京メトロの定期券売り場はウォークイン式が多いですが、このような窓口形式は珍しいです。また、注目は取り扱いの券種です。JR線に関しては当駅発の定期券しか取り扱っていません。
当駅が東京メトロの管理駅という鉄道マニア以外には理解しがたい鉄道事業者都合の事情でJR線の乗車券類に発売制限があるというのはどうなんでしょう。
こちらは東京メトロの券売機で発売可能な乗り継ぎ乗車券の発売範囲を示した図です。箱根登山鉄道の箱根湯本駅まで購入ができるんですなぁ。
こちらは当駅のJR券売機で購入できる「おトクなきっぷ」です。都区内パスだけが購入可能になっています。JR線の他に東京メトロと都営交通が利用可能な「東京フリーきっぷ」は東京メトロの券売機で購入できます。
このように当駅は東京メトロ管理のJRの駅という不思議な駅なので、乗車券類の取り扱いだけでもかなり滑稽な様子がうかがえますが、東京メトロの管理駅なのでこういうこともできないんだそうです↓
JR東日本が展開しているオフピークポイントサービスは自動改札の仕様がJRから見て他社となるため、ポイント付与の対象外となっているようです。
北口の改札口です。東京メトロ仕様の看板類に自動改札機が並んでいます。画像右側の有人改札通路の小屋が少し狭そうな感じです。
東京メトロの各駅改札口に掲げられている表札看板ですが、JRの改札も兼ねているためこのような様式になっています。
こちらは西側改札がある西口です。
西側改札口です。有人改札通路の部屋はとても広そうです。
構内は2面4線の他に支線用の0番線ホームがあります。
北綾瀬行の電車は列車によって乗り場が異なるため、このような時刻表が貼ってあります。
ところで当駅の高架下には。。。
東急ストアが出店しています。エリア的に東武系列のスーパーなのかなと思ったらまさかの東急系列。金町にも東急ストアがあるくらいなので、この周辺には東急と親和性がある何かがあるのかも知れません。
2004年1月訪問時の様子です
2004年訪問時の駅名標です。営団地下鉄仕様で、JR東日本の東京都区内アイコンが表示されています。
2006年1月時点で営団地下鉄時代の当駅東改札側の様子です。
当駅は千代田線内の折り返し列車を処理することから中線的なホームが設けられていて、それを抱き込みように1番線と4番線があり、折り返し列車の他に常磐線との相互乗り入れ列車も発着しています。 また、郊外方には0番線ホームがあり、当駅と北綾瀬駅を往復している支線列車が発着しています。
隣の駅@C千代田線
B線:北千住駅C-182.6km
A線:北綾瀬駅C-202.1km
<当駅→亀有駅間の踏切施設>隣の駅@JL常磐線
・(7k714m)当駅7.7km
・この区間に踏切はありません
・(9k900m)亀有駅9.9km
上り:北千住駅JL182.5km
下り:亀有駅JL202.2km
※訪問日:2004年1月5日,2021年7月4日