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東日本旅客鉄道株式会社 長野支社
安曇追分駅(OitoLine30)■長野県安曇野市穂高北穂高3040番地2号
穂高駅管理の簡易委託駅(委託先:安曇野市)

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 和モダンな木造駅舎は相変わらずです。

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 駅舎を背中に街の様子をパチリ。

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 駅舎正面入口脇には建物財産標が貼付されていますが、古すぎて年月の刻印表記が読み取れません。その直下には電電公社(日本電信電話公社)の電話番号プレートが。。。

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 木の温もりとストーブの暖かさが冬の信州で冷えた身体を温めてくれます。

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 簡易委託駅の案内など、2012年訪問時と同じ掲示物です。

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 ホームからは当駅でもキレイな山々を見ることができます。

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 利用客は比較的多く一日の平均乗降客はおよそ300人とのことです。

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 当駅の駅名標アルクマは長野県制定アルクママニュアルによると「あるく(基本形)」と呼ばれるバージョンです。

 2012年12月訪問時の様子です。 
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 アルクマ襲来前の駅名標です。安曇野市成立にともない所在地を示す場所がシールで上書きされています。当時の南安曇郡穂高町は2005年に周囲の町村とともに現在の安曇野市生まれ変わっています。

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 木造駅舎ファンが狂喜乱舞するような構造の駅舎を持つ駅です。1915年から風雪に耐えただけのことはあり、貫禄十分です。

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 ストーブを囲みながら列車を待つことが出来る駅です。安曇野市の委託駅係員さんにより清掃も行き届いていてとても気持ちがいい駅です。

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 駅前はちょっとさびしいですが、商店などが並んでいます。

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 歴史的な遺構が点在するエリアでもあるようです。

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 様々な乗車券類が購入できることをアピールし、増収にも熱心であることが伺えます。駅を無人化させると荒廃が進んでしまうという危機感の現われなのかも知れません。

 駅舎からホームまでは構内踏切を経由します。
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 これぞ究極のバリアフリーですが、大糸線はこれがスタンダードでもあります。

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 構内は単線上の1面2線です。ホーム上の屋根も以前までは開業時から使われていた木造のものでしたが、現在では新しいものへ交換されています。

 ところで当駅は1915年の開業時から4年間、「追分」という駅名を名乗っていたんだそうです。もし現代にこの駅が開業したら「高輪ゲートウェイ」という駅名をつけるセンスを持つJR東日本さんはきっと「アルプス追分」にしたのではないかと言うほどに素晴らしい名称だと思うのは私だけでしょうか(安曇追分と言う名称もとてもいい駅名だとは思いますが)。大糸線の前身・信濃鉄道は北細野駅を「おかめ前」と名付けるなど、相当センスの良い会社だったようです。
<当駅→細野駅間の踏切施設>
・(未確認)当駅
・(20k040m)追分踏切
・(未確認)久保田踏切
・(20k880m)土場南踏切
・(21k326m)第1二ッ家踏切
・(21k889m)第2二ッ家踏切
・(未確認)細野駅
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@大糸線
上り:有明駅OitoLine31■1.5km
下り:細野駅OitoLine29■2.9km

※訪問日:2012年12月31日,2017年3月25日