
三木線が1916(大正5)年に開業した当初は当駅が終着駅でした。見事なまでに老朽化した駅舎は開業時からのものっぽく、窓口の痕跡もわかります。現在は無人化されています。

駅舎をクローズアップして撮影しているので目立ちませんが、当駅は公道から極めて目立たないような位置にあります。さらに駅舎に駅名を示す看板が無く、いい感じで古風なので、一見すると駅には見えませんでした。

老朽化が著しいのは駅舎だけではありません。使用を躊躇したくなるほどの古いトイレは廃止を目前とした哀愁すら漂っています。

線路の向こう側から駅舎を望みます。屋根付きのホームがかつての国鉄様式の作りを彷彿します。

行き違い設備を撤去したような妙な空間…画像の右側にご注目ください。


ホームはご多分に漏れず当駅も1面1線です。
当駅の至近にはマックスバリュ別所店があり、三木鉄道では三木駅から当駅までの往復割引乗車券を「お買い物乗車券」として30円割り引いて発売していました。そのマックスバリュは当駅から県道20号線を高木駅方向へ進むとすぐの場所にあります。
<当駅→高木駅間の踏切施設>
・(5k320m)当駅5.3km
・(未確認)別所踏切
・(未確認)高木第一踏切
・(未確認)高木駅6.0km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@
旧三木線上り:
西這田駅■1.0km下り:
高木駅■0.7km※訪問日:2007年11月28日