
西日本旅客鉄道株式会社 中国統括本部岡山支社せとうち地域鉄道部
備後本庄駅■広島県福山市本庄町中三丁目30番1号
福山駅管理の無人駅
🆋ICOCAの駅

旧駅舎があった場所に1997年にできた小ぢんまりとした駅舎の駅です。以前までの大きな駅舎があったころまでは当駅の近隣に高校があり、その通学客で賑わっていたそうですが、その学校が移転し利用者が減ってしまうと無人化され、その後現在のような小さな駅舎になってしまっています。

前述のとおり駅の周囲には宅地が広がっています。取材したときは平日の朝で、福山方面へ通勤する利用客が多かったです。

駅の敷地内には男女兼用のトイレがあります。

このトイレ、建物財産標によれば1969(昭和44)年に竣工したことになっています。

構外の踏切から当駅を眺めます。画像左側にかつて使われていたプラットホームが撤去されずに残されています。

府中方を見ると旧2番線ホーム側の線路はきれいに撤去されていて、線路が載っていたはずの橋だけが残されています。線路は棒線化され、Y字分岐だったとみられる形状ではなくなっています。

近隣には「ピリカ」と書かれたビルが。。。ピリカとはアイヌの言葉で「美しい」という意味があり、最近ではお米の銘柄(ゆめピリカ)が有名ですが、このビルの「ピリカ」は刺繍・アップリケ製造の株式会社ピリカさんの本社ビルのようです。お米は売られていません。

駅舎建物の中はこんな感じ。

線路側から見た様子です。扉がついていない簡易型の自動改札機が設置されています。この自動改札機はICカードの他に紙のきっぷも処理できます。

その奥にはICカードへのチャージもできる自動券売機が備わっています。

券売機で購入できる範囲が記された運賃表です。

前述のとおり、当駅にはかつて使われていたホームが撤去されずに残されています。訪問した日は桜がきれいに咲いていました。

旧国鉄仕様の駅名標が健在でした。


そんな当駅の構内は単線上の1面1線です。福塩線はワンマン運転の列車がほとんどですが、ICOCAエリア内の当駅は全ての扉が開閉し乗り降りができます。
<当駅→横尾駅間の踏切施設>隣の駅@Z福塩線
・(未確認)当駅1.8km
・(1k831m)二股の3踏切
・(2k283m)二股の7踏切
・(5k410m)坂田の4踏切
・(未確認)横尾駅6.1km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:福山駅■1.8km
下り:横尾駅■4.3km
※訪問日:2019年4月9日