北海道旅客鉄道株式会社 函館支社
銚子口信号場N69北海道亀田郡七飯町東大沼
信号場
※令和4(2022)年3月11日で営業終了、閉駅しました(元、大沼駅管理の無人駅)
令和4(2022)年1月訪問時の様子です
雪深い時期に訪問しました。待合室と保線要員休憩室で構成されている小さな建物がポツンと設置されていました。外装は塗り直しが施されていてとてもキレイな印象でした。
駅前は広場のようになっていて自動車が転回できる程度の広さが確保されていましたが、訪問をした日は殆ど除雪らしい除雪は行われておらず、日常的な利用の少なさを如実に示しているようでした。
除雪が行われていない理由は訪問日が正月三が日(1月3日)であることも影響しているのかも知れませんが、日常的な利用を示す平均乗降客数は2015年以降一桁が続き、2022年にはその利用者も尽きてしまうようで同年3月に駅廃止が予定されています。
建物内部の様子です。建物の約半分が除雪要員さんの休憩スペースになっているようで、旅客向けスペースはそれほど広くありませんでした。
時刻表です。朝夕に特化した上り方面、下り方面は午後に手厚くといったダイヤが組まれていました。
運賃表です。
ホーム側から見た駅舎の様子です。外壁の色のお陰で雪化粧した外でも比較的目立ちました。ホーム側の1番線と対面の2番線との行き来は構内踏切を横断していました。
↑構内踏切を横断しながら駅舎を見た図です。
ホワイトアウト寸前の様子です。函館中心部からそれほど離れていない距離ですが、この辺の雪深さを実感しました。
当駅設置の名所案内看板です。
ホームは列車利用に必要な部分のみが除雪されていて、駅名標付近は殆どそのままとなっていました。
構内は単線上の2面2線。行き違いが可能な配線となっているため、閉駅後も信号場として「銚子口」の名前は残り続けるかなと・・・。
夜間訪問時の様子です。
平成9(1997)年1月撮影の駅名標
この時はこれしか撮影ができていません。駅番号シール貼付以前の駅名標です。この時は流山温泉駅開業前につき、上り方の駅名が池田園駅になっています。
ところで当駅の函館桟橋起点の距離程は34k290mとなっています。また、函館線の起点である函館駅営業キロは33.8kmとなっています。
当駅よりも函館方にある「鬼柳4号踏切」は33k735mにあると記載されていて、この踏切から当駅までの距離程・34k290mを引き算すると0k555mと出ます。で、その鬼柳4号踏切からgoogleの計測機能を用いて0.555メートルを調べると、当駅の駅舎付近から更に先の旭川方の転轍機の手前付近に至ります。当駅の停車場中心点はその辺にあるのかなと邪推してみる。。。
平成30(2018)年4月訪問時の様子です
雪が無い状態の駅名標です。
列車内から見た待合室建屋です。
列車行き違いの間に撮影しました。
2番線に停車中の森行列車です。
こちらも雪に覆われていない状態の駅名標です。
<当信号場→鹿部駅間の踏切施設>隣の駅@函館線
・(34k290m)当信号場33.8km
・この区間には踏切はありません
・(41k890m)鹿部駅41.6km
上り:流山温泉駅N701.2km
下り:鹿部駅N687.8km
※初回訪問日:1997年1月11日,2022年1月3日