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東日本旅客鉄道株式会社 高崎支社→高崎事業本部
土合駅群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽218番地2号
水上駅管理の無人駅

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 地下駅・海底駅を除く駅としては日本でもっとも深い位置にある駅として有名な駅です。

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 下り方面ホームから一直線に伸びる階段の距離は市販の時刻表にも利用時に注釈が付くほどの長さで、改札口から下り・長岡方面乗り場までは10分程度掛かるので注意は必要です。頑張れば5分程度で下りきれるのでしょうけど、階段は地下水が染み出ていて滑りやすく、一歩間違えば映画・蒲田行進曲のワンシーンのごとく階段を転げ落ちることに。462段あるので、ケガと言っても軽傷では済まされないでしょうから決しておすすめはできません。
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 これだけ深い位置にあるホームなので、いったんホームに下りた後に万一尿意をもよおしたら困るので、下りホームにもトイレが設置されています。
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 その隣には待合室も設置されています。
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 いかにも後付け感が漂うプレハブ式の待合室ですが、有ると無いではえらい違いで非常にありがたい存在です。

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 で、この下りホームから駅舎まで、どれだけの時間がかかるか2004年に訪問した際に試してみました。
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 スタート時、下りホームでの時計は11時48分。ここから一気に階段を駆け上がる…わけはありません。途中、休み休みでマイペースを維持しながら駅舎を目指します。
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 ここから462段、階段の途中にある踊り場に休憩用のベンチが設置されています。
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 特に表記はありませんが、行楽シーズンはお年寄りや体の不自由な方の優先席となっています。しんどくて途中でギブアップし登ってきた階段を下ろうにも、下りた場所は列車のホーム。しかもその列車は1日に5往復で、仮に列車を待ったにしてもその列車は越後湯沢方面行きなので東京方面へ帰るにしても面倒…まさに「登るも地獄、降るも地獄」。
 なお、↑の脇に階段が無いスペースが見られますが、これはこの場所にホームを設置する際に設置が検討されたエスカレータの予定箇所なのですが、現在に至るまで設置工事が始まる気配は全くありません。一日5本程度の列車本数しかない箇所へのエスカレータ設置は現実的ではないわな。

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 450段を登り終えると「ようこそ土合駅へ」の文字とともに地上の光が見えてきます。ようやく駅舎だと思ったのもつかの間…
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 風よけのパーテーションが見え、その奥に…
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 登り切ったかと思いきや、まだあるのかよ。。。これにはかなりガッカリさせられます。

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 そして最後の24段を登り切った先に見える光が地上。
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 やっとこさ出入口へたどり着きました。11時48分にスタートした「土合登山」は…
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 12時04分に登り終えました。約16分かかったことになります。間違ってもハイヒールでは来ないことをお勧めします。

 下り線ホームの階段ばかりに目が行ってしまいがちですが、周囲は谷川岳が美しい自然に囲まれ、住宅は無く、駅前には登山客を相手にした店の跡があるだけ。
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 周囲は山の木々と滝から染み出すマイナスイオンに満ちていてとても心地よい環境。
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 なお、駅舎から先ほどの下り線ホームまでの通路を外から見るとこんな感じ↑。事情を知らない人が見ると何のシェルターかと思うかもしれませんね。

 上越線は新幹線が開業するまでは輸送密度がとても濃い路線で、単線時代は現在の上り線ホーム1面2線で行き違いができる構造でしたが、複線化され上下ともに後続列車の退避設備が備わった駅でした。

 上り線の退避設備が撤去され棒線化され現在に至っています。下り線はしばらく1面2線で待避線にホームが設置されていましたが、新幹線が開業して以来列車の運行本数が激減し当駅で列車退避をする必要がなくなったので、2008年に待避線の線路上にホームを移設させ本線上での客扱いを開始させました。
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 定期列車は1日5往復。お乗り遅れのございませんよう、ご注意ください。

隣の駅@上越線
上り:湯檜曽駅■6.6km
下り:土樽駅■10.8km

※訪問日:2004年1月3日,2010年12月30日