北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社
恵比島駅■北海道雨竜郡沼田町恵比島
深川駅管理の無人駅
※令和5(2023)年3月末で営業終了、閉駅しました
立派な駅舎がある駅…っぽく見えますが、これはテレビドラマのロケに使われた「レプリカ駅舎」でして、ロケのために建設されたものです。よって鉄道駅として当初から設置されていたものとは異なります。現在は観光設備として沼田町が管理をしているようです。
こんな貼り紙があったりしました。
テレビドラマ「すずらん」に使われていたんだそうです。
ロケ駅舎の中は管理人もおらず自由に立ち入りができちゃいます。
妙にリアルに作られていますが、これらは以前まで使われていたわけではありません。
と、ここまではテレビドラマのロケに使われていた駅舎レプリカを紹介しました。これらは鉄道設備ではありません。実際の駅舎はこれ↓
なんだか小さい建造物ですが、よ~く見ると大和田駅や幌糠駅にもある貨車改造駅舎で、その元車両だった駅舎に隣のレプリカ駅舎のイメージと同じような木材をコーティングさせていました。
その貨車改造駅舎をホーム側から見た図です。
駅前の様子はこんな感じでした。あまり拓けていない具合ですが、テレビドラマのロケ地としてはそういう場所を探していたんだそうで、そういう観点ではこれくらい何も無いほうが好都合だったんだそうです。
建物の外観は木材の貼り付けなどでイメージを強引に変更していましたが、建物内はやはりこんな感じ。
時刻表を見ると、深川を早朝5時台に出る列車以外の全て停車しました。
そんな恵比島駅に2003年1月の降雪期に行ったときの様子です。雪に埋もれて駅名標の全容が確認できません。
レプリカ駅舎の2003年の様子です。1999年にNHKで放映されたテレビドラマ「すずらん」のロケに使われた建物で、前述の通りこの建物は実際の鉄道事業に供されたことはありません。
こちらが実際の駅舎ですが、雪に覆われて全容がいまいちよくわかりません。
こちらはレプリカ駅舎のホーム側の様子です。
左がレプリカ駅舎で右が実際の駅舎です。
2003年当時のレプリカ駅舎の改札口です。テレビドラマのロケ用なので偉く精巧に作られています。
構内は単線上の1面1線です。
<当駅→峠下駅間の踏切施設>隣の駅@留萌線
・(20k730m)当駅20.7km
・(22k038m)第8旭川留萌線踏切
・(23k861m)第9旭川留萌線踏切
・(23k367m)炭鉱道路踏切
・(28k360m)峠下駅28.3km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:真布駅■2.9km
下り:峠下駅■7.6km
※訪問日:2003年1月3日