echizenhanando
株式会社ハピラインふくい 運輸部
越前花堂駅福井県福井市花堂中一丁目1番12号
HF:無人駅
JRW:福井地域鉄道部管理の業務委託駅(委託先:株式会社ハピラインふくい)
🆋ICOCAの駅
※令和6(2024)年3月15日までは西日本旅客鉄道株式会社金沢支社福井地域鉄道部管理の無人駅

  



 令和4(2022)年4月訪問時の様子です 
 令和6(2024)年3月15日までは西日本旅客鉄道(JR西日本)の北陸線と越美北線の駅として営業をしていました。
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 JR時代、令和5年訪問時の駅名標です。当ページ下部で紹介している平成14年訪問時の駅名標とは形状が異なっています。

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 高床式の駅舎は健在です。平成14年訪問時撮影の駅舎と同じ建物ですが、装飾が変更されているように感じます。

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 この建物は昭和43(1968)年12月に竣工したことを示す建物資産標が貼付されていました。もともとは越美北線の駅として昭和35(1960)年に開業していますが、昭和43年に北陸線のりばを追加設置させて現在の駅舎が竣工しています。

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 工事を行った旨を示す表示が掲出されています。平成10年と22年、23年に防水工事が行われていて、その時に外壁塗装の変更も同時施工されたのかな?!

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 所在地表示が出ています。当駅は福井市花堂中一丁目1番12号にあります。

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 建物内部の様子です。当駅は昭和59(1984)年に無人化されています。平成30(2018)年9月より交通系ICカード(ICOCA)が利用可能になり、ICカード簡易改札機が設けられています。

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 建物のつくりからして有人駅っぽい感じがしますが、窓口の跡は残っているものの稼働はしておりません。画像にはJR謹製の券売機(交通系ICカードチャージ対応)が写っていますが、その左側に土台だけ設けられている場所に令和6年3月以降稼働を開始するハピラインふくい謹製の無人駅型自動券売機(交通系ICチャージ対応)が設置される予定なんだとかで。

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 JR時代の運賃表です。隣の福井駅までは150円、大聖寺駅までは590円、金沢駅までは1,340円、九頭竜湖駅と敦賀駅・小松駅までは990円でした。このころは敦賀も小松も九頭竜湖も同じ事業者(JR西日本)であったため、一律に990円の乗車券を購入すればよいわけですが、ハピライン化以後は目的地ごとに事業者が異なるため、九頭竜湖まではJR西日本単独990円、敦賀まではハピラインふくい単独1,140円、小松まではIRいしかわ鉄道連絡の1,050円となります。

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 改札口の頭上には「大野方面の列車がきます」の電飾が設備されています。これの点灯の様子をぜひ視認してみたいなぁ。。。

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 令和6年3月15日までの時刻表です。越美北線の福井方面行き列車はのりばが異なるからという事情で別掲なのが面白いところです。

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 改札口をホーム側から見た図です。このラッチ式の改札口はかなり貴重な存在です。

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 跨線橋から見た構内の図です。すぐ隣に北陸新幹線の高架があって迫力満点です。

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 2番のりばの図です。屋根がかかっている付近まではホーム嵩上げが施されています。

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 北陸線的当駅は複線上の2面2線です。

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 跨線橋を降りると2番のりばホームには「越美北線は矢印の方へ」との文字が・・・この文字は北陸新幹線高架工事が行われたことに便乗しての施工のように感じますが、それなら愛称の「九頭竜湖線」と表記させないのかなぁ。。。

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 当駅跨線橋の銘板です。金沢鉄道管理局が設計し、谷口土建株式会社が施工して昭和48年に竣工したと記されています。

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 なお、こちらの看板には「越美北線(九頭竜湖線)」と表記されています。

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 跨線橋から見た九頭竜湖線通路の様子です。この通路には屋根がありません。

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 フェンスに囲われた通路です。

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 「九頭竜湖線のりば」と書かれた看板は当駅がハピライン化しても変わっていないそうです。この看板の裏は・・・
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 JR西日本様式の駅名標です。これもハピライン化後も変化はないそうです。

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 通路を経由してやってきた越美北線のりばです。

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 ホーム上には待合室があります。

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 このホームからも福井行が発着しているため、このホーム用から発着する列車だけが記載された時刻表が用意されています。

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 九頭竜湖線のりばにはホーム番号が付与されておらず、単に「九頭竜湖線のりば」と呼称されています。

 平成14(2002)年5月訪問時の様子です 
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 平成14(2002)年訪問時の駅名標は旧国鉄様式仕様サイズでした。JR西日本時代晩年は横180cm×縦60cmのJR西日本標準サイズとなっていました。

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 越美北線が分岐する駅ですが、特急などの優等列車は停車しません。特急列車へのお乗換えは福井駅でどうぞ。
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 当駅は1960(昭和35)年に越美北線の駅として開業。北陸線には当駅は設置されませんでした。その後1968(昭和43)年に福井県で国民体育大会が開催されることに便乗し、北陸線にも駅が設置され、現在のような駅になりました。

 なのでJR時代の当駅は書類上、北陸線ではなく越美北線の所属として登録されていたそうです。

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 その越美北線(九頭竜線)ホームは駅舎から少し離れた箇所に北陸線とは隔離されたように設置されています。
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 駅舎から越美北線(九頭竜線)のりばへはまず跨線橋を昇り降りして北陸線の上り線ホームに出ます。上り線ホームからさらに分岐している越美北線ホームへの通路を通り、ようやく越美北線乗り場ホームへ到達します。
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 越美北線から北陸線へ当駅から直接乗り入れることはできないので、当駅と福井駅の中間にある貨物用の南福井駅で双方が合流し、北陸線となって福井駅に向かいます。よって当駅から福井駅へ向かう列車は越美北線と北陸線と2系統あることになり、越美北線からの福井行きと北陸線からの福井(方面)行きは別々のホームから発着しています。

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 越美北線的には1面1線。北陸線的には2面2線。路線が分岐している駅なのに、前述の通り越美北線と北陸線の分岐は南福井駅構内なので、当駅には分岐のためのポイントは無く、駅の区分としては「停留場」にカテゴライズされます。

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 駅の外はそれほど賑わっていません(個人の意見です)。当駅から300メートル先の福井鉄道武福線・花堂駅の方が賑わっているようです。
<当駅→六条駅間の踏切施設>
・(2k620m)当駅
2.6km
・(2k838m)第2山崎踏切
・(m)六条田踏切
・(3k369m)四反田踏切
・(3k586m)加次郎踏切
・(3k825m)九反田踏切
・(4k121m)下六条踏切

・(4k536m)池町踏切
・(4k890m)六条駅
4.9km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
 距離程は福井駅起点です
隣の駅@越美北線
上り:(起点駅)全長52.5km
下り:六条駅■2.3km
<当駅→福井駅間の踏切施設>
・(106k200m)当駅
97.3km51.4km
・この区間に踏切設備はありません
・(108k820m)福井駅
99.0km54.0km
隣の駅@ハピラインふくい線(北陸線)
上り:大土呂駅■3.2km
下り:福井駅■2.6km

※訪問日:2002年5月31日,2023年12月29日