東日本旅客鉄道株式会社 盛岡支社
吹越駅■青森県上北郡横浜町字吹越
大湊駅管理の無人駅
防風雪林に囲まれた小さな駅です。駅の看板が表立って無く、見落としそうなくらい地味な存在の駅です。1921年開業の大湊線にあって、当駅は1943年の開業。路線開設時からのオリジナル駅ではないので、駅前広場的なものはありません。
駅前には「二又踏切」と言う名称の踏切があり、目印代わりになっています。
駅前の道路を突き当たると国道279号線が走っていて、ヤマザキYショップがある交差点がこちらも目印代わりになっています。また、少し離れた位置に駐輪場が設けられています。
路面が凍結していない時期には近隣の利用者がここまで自転車でやってくるのでしょうか。防風雪林の位置にひっそりと設けられています。
この防風雪林はJR東日本の敷地になるそうで、駐輪場は横浜町よってJRの敷地に設置されていることが示されています。
近隣にはこんな施設もあるようです。
踏切から眺める当駅の様子です。防風雪林に囲まれて少し薄暗い印象。。。
駅ホームの上から外を見るとこんな様子。大湊線の23キロポストが設けられています。
当駅には駅舎的なものはなく、ホーム上に小さな待合室があるだけ。トイレもありません。
「日本一の菜の花畑の町」の看板が誇らしげに掲げられています。当駅が所在している横浜町は5月になると菜の花が咲き乱れることで有名らしいですが、横浜町の中心地っぽい陸奥横浜駅ではなく当駅にこんな看板があるのは何でなのでしょう。
待合室には旧デザインの駅名標も掲げられていますが、ローマ字の表示が駅名標ではなかなかお目にかかれないフォントなのがちょっと謎。
ホームの野辺地駅寄りから大湊駅方面を見た図です。
待合室内はご覧のようなロングシート仕様。駅ノートも備わっています。
運賃表は大湊線の他に青森駅~八戸駅間の青い森鉄道線も掲載されています。
当駅の発車時刻表です。朝夕は手厚く、それ以外は必要最低限と言った感じのダイヤになっています。
構内は単線上の1面1線。普通列車と「大湊線内普通→青い森鉄道線内快速」が停車します。
<当駅→陸奥横浜駅間の踏切施設>隣の駅@大湊線
・(22k970m)当駅23.0km
・(23k015m)二又踏切
・(24k022m)南部踏切
・(24k672m)百目木踏切
・(24k990m)牛ノ沢踏切
・(26k129m)沼口踏切
・(26k582m)向平踏切
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(29k530m)北川の台踏切
・(29k981m)泊街道踏切
・(30k120m)陸奥横浜駅30.0km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:有戸駅■13.4km
下り:陸奥横浜駅■7.1km
※訪問日:2019年1月2日