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東日本旅客鉄道株式会社 新潟支社→長岡事業本部
ガーラ湯沢駅新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢1039番地2号
越後湯沢駅管理の臨時駅(営業日は有人)

 令和4(2022)年12月訪問時の様子です 
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 鉄道線路近隣のスキー場の最寄り駅として設置されているスノーシーズンのみ営業の臨時駅です。パッと見、リゾート施設にしか見えませんが、ここは「スキーセンター カワバンガ」というエントランス機能を有した建物で、駅設備の他にスキー等のレンタル受付や温泉設備が整ってます。画像をよく見ると1階出入口部分のひさし屋根付近に「JRガーラ湯沢駅」の文字が確認できます。

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 この建物の2階部の窓から見た駅の外の様子です。駅周囲はガーラ湯沢利用客・関係者向けの駐車場が広がっています。

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 改札口をラッチ内から見た図です。自動改札機が並んでいます。

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 ラッチ内側の改札機横には「ようこそ」の看板が出てます。

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 改札口の頭上には列車発車案内が設置されています。

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 列車の発車時刻表はデジタルサイネージが用いられています。これなら今日の発車列車が一目瞭然。デジタルサイネージですが出発済みの列車も掲載されています。これを見ると全列車が東京行きのたにがわ号なのがわかります。以前まで設定されていた越後湯沢~当駅間のシャトル列車は全滅しています。意外と少ないガーラ湯沢からの列車、利用時は気をつけましょう。
 なお、越後湯沢駅から当駅までの列車は18時42分着が最終となります。当駅から出る最終列車が19時10分であることから、当駅までやってきてから越後湯沢駅方向へ戻る列車が無いということはありません。

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 当駅にも近郊区間の運賃を記した表が掲げられています。新幹線車両しかやってこないため、当駅からの鉄道利用者は大抵の場合は越後湯沢駅から先も新幹線でということが多いでしょうけど、この運賃表では越後湯沢から在来線に乗り換えた想定の運賃が出ています。また、この表の下の自動券売機では越後湯沢駅までの特定特急券込みで発売できる乗車券用の券売機(ICカードチャージ可)があります。当駅から越後湯沢駅までの利用はタッチでGo!新幹線の機能で利用可能ですが、越後湯沢駅から先の在来線が交通系ICカードに対応していないことから、例えば当駅から石打駅まで利用の場合は制度上タッチでGo!新幹線利用分と越後湯沢~石打間が別払いとなってしまうため、損となります。

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 リゾート地にある当駅なので、いわゆるツアー商品のきっぷの利用も多いようで、このような案内が出ています。また、前述のように列車本数がそれほど多くないことから、シャトルバスで越後湯沢駅へ出て、そこから新幹線などに乗り換える場合の案内も出ています。

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 改札を抜けると目の前にはガーラ湯沢の利用に関する案内や販売を行うフロントがあります。

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 改札内の編成案内看板です。

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 もともと当駅は保線用基地と車両留置線で構成されていた場所だったそうですが、保線基地機能は現在も健在で、駅の片隅にこのように配置されています。

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 ホームは1面2線。12両編成が収まる構造になっています。

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 このホームにはホームドアが設置されていないことから、新幹線車両をきれいに撮影が出来ます(この画像では先端部が写っていませんが・・・)。

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 ホームの先の車止めはこんな感じです。

 平成16(2004)年1月訪問時の様子です 
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 看板LED化以前の駅名標です。

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 駅舎の様子です。

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 ここからゴンドラでスキー場へアクセスができるようになっています。

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 このゴンドラは鉄道事業法に基づく鉄道事業者(株式会社ガーラ湯沢)が運営する立派な鉄軌道だったりします。マニアの皆さんはぜひこちらにも乗ってみてください。一部のゴンドラは新幹線を模したデザインになっているそうですよ。

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 こんな感じで建物内はリゾート気分を盛り上げる仕掛けが満載。ここはリゾート地なのです。

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 ボーリング場の受付っぽく見えますが、スキー場の受付です。

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 そのリゾート地のアクセスを担っているのが新幹線。駅設備もしっかり整っています。そんじょそこらの臨時駅とは違い、みどりの窓口も営業しています。

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 駅なのでもちろん運賃表も掲出されています。この画像は2004年に撮影したものですが、当駅からダイレクトもしくは上越新幹線の沿線近隣、もしくはJR東日本エリアしか掲載されていないかと思いきや、静岡、浜松、豊橋、名古屋市内、京都市内、大阪市内まで掲載されています。右上に「加茂」という文字を見たとき関西線かと勘違いしましたが、これは信越線ですな。

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 当駅は自動改札機が設置されていますが、常時改札ではないので、改札機の前に行列が出来ます。

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 告知表記によれば発車時刻の15分前から改札が始まるんだそうです。

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 ホーム上には一応屋根はありますが、そこはスキー場最寄り駅だけのことはあり、すぐにホームに雪が。。。指定席車両部分はきれいに除雪がされていたのは訪問した日がたまたまそうだったからなのかな?!

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 構内は単線並列上の1面2線。当駅はJR東日本社員のアイデアで新幹線の保線車両基地があった場所を開発して臨時駅を設けたという歴史があります。

 当駅は東京駅からおよそ80分でスノーリゾートへ直結というのがウリで、新幹線保線車両基地を活用していることから乗り入れ列車は全て新幹線車両です。書類上は上越線の支線という扱いになっていますが、車両が新幹線のものなので普通乗車券の他に100円の特急料金を徴収することになっていて、このことから普通列車しか利用できない青春18きっぷや北海道&東日本パスといった企画きっぷは使用できず別途乗車券が必要なんだそうです。

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隣の駅@上越線
上り:越後湯沢駅■1.8km
下り:(終着駅)支線全長1.8km

※訪問日:2004年1月11日,2022年12月22日