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東海旅客鉄道株式会社 新幹線鉄道事業本部運輸営業部
岐阜羽島駅■岐阜県羽島市福寿町平方645番地1号
駅長所在の直営駅

 岐阜県羽島市唯一のJRの駅です(名鉄には7駅あります)。。
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 昭和39(1964)年の東海道新幹線開業時の駅デザインコンセプトを色濃く残しています。

 ↑2000年代の新横浜駅画像と見比べても一目瞭然。。。

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 駅舎外観のリニューアルでもしているのでしょうか。駅名看板を仮設のものにしてなにやら工事が行われています(令和5年7月の話しです)。

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 高架下にあるコンコースです。当駅は岐阜県の中心である岐阜駅や大垣・鵜沼といった場所からだいぶ遠いため、岐阜羽島駅周辺に居住している人か自動車で当駅まで便利な人以外は利用価値が薄いかも知れません。新横浜駅と横浜駅のような関係性は当駅と岐阜駅にはあまりありません。。。
■参考 JR岐阜駅から当駅までのアクセス
※電車の場合
・JR岐阜駅(徒歩約5分)名鉄岐阜駅
・名鉄岐阜駅(名鉄名古屋本線・約5分)笠松駅
・笠松駅(名鉄竹鼻線/羽島線・約25分)新羽嶋駅
※岐阜駅周辺までの路線バスはありません
 (大垣駅までならあります)
 これなら岐阜駅からJR在来線に乗って「のぞみ」が多数停車する名駅から新幹線に乗った方が便利かもしれません。なお、ここで例示したプランは上り新幹線を利用する場合であり、下り新幹線を利用する場合、いったん名駅方向へ上った後に下り新幹線を利用するという一見すると無駄な動きに見えるプランが最も速く関西方面へ移動が出来るようです。なお、岐阜県庁から当駅まではタクシーで20分、、、これが一番コスパが良さそうな。。。

 当駅は名古屋~大阪間にあって、この区間は「1府県1駅」の原則に倣って設置されています。岐阜県の駅は岐阜市内に設けてしまうと直線的な線形が採れず所要時間や工費の問題で不採用となり、止む無く羽島市内に設けたとされています。当時の大物政治家の口利きと揶揄されることもありますが、岐阜県内の場所の調整役は担ったようですが、関ケ原付近の降雪対策で岐阜県内に駅設置は必須であるとの考えから岐阜県内のどこかに駅は設けなければならないと当時の国鉄は考えていたようで、政治家による口利きで岐阜県内に駅設置が実現したわけではないそうです。


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 改札前には羽島市観光協会作成の「出逢いは岐阜羽島」のポスターが貼られ、マイナーイメージからの脱却を図ろうと頑張っています。

 構内は複線上の2面6線です。


 ↑当駅の紹介動画です。新幹線ホームや名鉄新羽島駅の様子も出ています。

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 当駅前には名古屋鉄道の新羽島駅があります。JR在来線の接続はありませんが、新富士駅のように他の鉄道路線から見放されているわけではありません。1日平均約1,900人が利用しているようで、この数値は岐阜羽島駅のそれ(約1,600人)よりも多いです。これは当駅付近にある看護大学への通学者や当駅周辺から岐阜市内方面への通勤利用が多いことによるようです。

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 名鉄線は1面1線となっています。
<当駅→米原駅間の踏切施設>
・(367k120m)当駅367.1km
・新幹線につきこの区間には踏切はありません。
・(408k230m)米原駅
408.2km
隣の駅@東海道新幹線
上り:名古屋駅■30.3km
下り:米原駅■49.6km

※訪問日:2023年7月13日