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北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部
浜厚真駅■北海道勇払郡厚真町字浜厚真
苫小牧駅管理の無人駅

 2019年12月訪問時の様子です 
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 波間をイメージした塗装になっている貨車改造駅舎の駅です。

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 壁面には文字板で駅名が記されています。

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 駅前はこんな感じ。旧駅舎の基礎土台があることがわかります。駅前は道道287号が行き来しています。2007年訪問時(後述)には交通信号機と横断歩道があったのですが、2019年12月訪問時には撤去されています。

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 駅舎側面には顔が描かれている芸の細かさ。

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 御覧の通り、かつて店舗であったとみられる建物は廃屋となっています。

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 建物内です。椅子があります。

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 運賃表と時刻表です。

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 駅からフェリー乗り場への地図があります。

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 ホームの様子です。砂利敷きになっていて、靴底がヤバそうな履物だと歩くのに難儀します。

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 構内は単線上の1面1線。一部列車は当駅を通過します。

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 当駅から徒歩10分弱、土産物屋さんの前には道南バスの停留場があります。

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 運転本数は列車より少ないですが、静内駅までの運賃はJR線より低廉であることから、上手に併用すればとても便利です。

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 当駅(浜厚真エリア)から厚真町中心部までの地図です。

 2007年訪問時の様子です 
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 2007年時点の駅名標です。

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 舞鶴・敦賀・新潟・秋田からの新日本海フェリーのターミナル(苫小牧東港フェリーターミナル)の最寄り駅ですが、それを目的にして乗り降りをする利用者はそれほど多くない模様です。この時の壁面はピンク色になっていました。

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 当駅から苫小牧東港フェリーターミナルまでは歩くと25分程度ですが、新日本海フェリーさんは南千歳駅からの連絡バス(片道1,000円)を利用するよう公式ホームページで案内をしています。
※大洗、仙台、名古屋、八戸へのフェリーが発着する苫小牧港フェリーターミナルとは異なるので注意(苫小牧駅からバス)。

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 そんな当駅前には存在理由を問いたくなる信号機があって、かなりシュールだったりしました。

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 廃墟の店舗の裏には若干の集落があり、貨物車掌車の改造駅舎前には多少の広場があります。ちなみに浜田浦駅近くの道路標識にある「厚真市街 Central Atsuma」は当駅周辺のことを指しているわけではありません。内陸にある厚真町役場付近は当駅からだいぶ離れていて、中心部の最寄り駅は室蘭線早来駅(安平町)のほうが近かったりします。

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 構内の傍らには側線跡があります。当駅では有人駅時代に貨物の取り扱いもあったようで、その貨物列車用の荷役のためのホームのようです。

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 当駅の旧車掌車両待合室を2001年にホーム側から撮影したものがこれ。よく見ると鳥類が描かれています。
 
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 構内は単線上の1面1線ですが、以前は行き違いが出来た配線だったもようです。

 「わがまちご当地入場券」を買いに行ってみた 
 2017年夏から2019年まで発売されていた「JR北海道わがまちご当地入場券」の厚真町発売分は当駅では発売せず、当駅から徒歩移動だと3時間半ほど離れた厚真町観光協会で販売していました。
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 もとのセブンイレブン店舗を改装したであろう厚真町観光協会さんは厚真町字本郷305の2にあって、当駅から直接の公共交通機関でアクセスすることは不可能です。

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 バスではあつまバスの本郷団地バス停が最寄りで、このバス停から徒歩1分程度の位置に観光協会があります。千歳駅、新千歳空港、早来駅、遠浅駅、沼ノ端駅、苫小牧駅から厚真行きのバスに乗ってのアクセスとなります。バス運賃が最も安いのは早来駅からで20分程度440円です。

 本郷団地バス停にはあつまバスのほかになぜか道南バスのバス停ポールもあるのですが、現在ここに道南バスの定期路線は設定されておらず、昔の名残りかも知れません。

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 厚真町観光協会でのご当地入場券販売は月曜~金曜の8時30分から17時30分まで。平日のみの取り扱いで、近隣のセイコーマート等での取り扱いがないことからとても購入のハードルが高い場所でした。
※追記:2018年6月1日より販売場所が厚真町観光協会よりセイコーマート厚真店へ変更されました。最寄バス停は観光協会と同様で本郷団地バス停です。
<当駅→浜田浦駅間の踏切施設>
・(22k710m)当駅
22.7km
・(22k980m)小学校通り踏切
・(24k362m)野口通り踏切
・(24k914m)三宅沼通り踏切
・(24k466m)三上通り踏切
・(26k323m)浜シケウシ踏切
・(26k852m)入鹿別踏切
・(27k000m)浜田浦駅
27.0km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@日高線
上り:勇払駅■9.6km
下り:浜田浦駅(閉駅)4.3km鵡川駅■7.8km

※訪問日:2007年2月17日,2019年12月6日
 JR北海道わがまちご当地入場券購入日:2017年12月22日(No.1616)