東日本旅客鉄道株式会社 首都圏本部
原宿駅JY19東京都渋谷区神宮前一丁目18番2号
駅長所在の直営駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅・東京都区内の駅・東京山手線内の駅
原宿駅といえば↑の表参道口駅舎を思い浮かべる諸兄も多いでしょう。この駅舎は戦中の空爆を受けるも、いずれも不発で済んだことから戦災を免れている幸運の駅舎なんだとか。なのでこの1924(大正13)年完成の木造駅舎は都内で最も古いんだそうです。
この駅舎を撮影したのが2001年のことで、その当時は駅前の表参道交差点に設置されていた歩道橋(表参道歩道橋というそうです)から撮影が可能でした。ところがその歩道橋が2014年初頭に撤去されてしまったことから、このアングルでの撮影が不可能になってしまいました。さらに駅舎の部分から東京メトロ明治神宮前駅の出入口にかけて屋根が出来たことによりさらに駅舎がクリアに撮影できる環境が悪化。
駅舎は古いけど自動改札機が勢ぞろいした改札口はフル稼働で7万人を越える利用者を捌いています。表参道口は明治神宮やNHK、国立代々木競技場などで利用者はとても多いですが、画像では利用者が少ないように見えます。これは早朝の時間帯に撮影したものです。
対するこちらは竹下口。
有名な竹下通りに面していることからこちらも利用者はとても多いです。以前はみどりの窓口が設置されておらず不便でしたが、現在では指定券券売機が設置されていて、窓口は無いものの以前よりは利便性は向上しています。よく見ると竹下口の屋根も表参道口の駅舎を模したのか、三角屋根なんですね。
原宿駅にはもう一つ出入口があります。それがこれ。
正月3が日だけ営業する明治神宮側の臨時改札口です。ここの改札口が稼動する時期だけは2番線ホームは閉鎖され、内回り(代々木、新宿方面)電車は3番線で客扱いを行います。
ブレブレ画像で申し訳ありませんが、この画像の左側のホームが正月3が日のみ稼動の臨時ホームです。臨時ホームを使用する際は原宿駅オリジナルの発車メロディではなく「ぷるるるるるる」でお馴染みのベルが鳴ります。
ご覧の通り、山手線側にのみホームが設置されていて、貨物線(湘南新宿ライン等)側にはホームはありませんが、この画像の右奥側に「宮廷ホーム」と呼ばれる臨時ホームがあり、皇室などの「偉い人」が利用していました。設備は現存しているものの、ここを使用したのは2001年5月以降無く、貨物線の列車密度が濃くなる事情もあり、今度どうなるか気になるところです。
2016年6月28日に撮影した様子です。2001年撮影のものと比較するとホームドアが設置され、さらに貨物線線路の上下渡り線が渋谷方へ移設されていることがわかります。また、車両が2016年から投入されているE235系だったりします。
<当駅→代々木駅間の踏切施設>隣の駅@JY山手線
・(8k450m)当駅
・(9k789m@貨物線)青山街道踏切
・(9k883m@貨物線)厩道踏切
・(9k958m)代々木駅
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:渋谷駅JY20JS19JA101.2km
下り:代々木駅JY181.5km
※訪問日:よく使いますので、度々行ってますよ。