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東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社
羽沢横浜国大駅(SO51)■神奈川県横浜市神奈川区羽沢南二丁目
業務委託駅(委託先:相模鉄道株式会社)
★Suica(首都圏エリア)の駅・横市内の駅

 開業前の様子(2019年9月) 
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 1979年10月に横浜羽沢駅が貨物駅として開業してから約40年、羽沢エリア悲願の旅客駅が開業しました。駅名が長いので、一部では「ハザコク」と略されているようです。

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 環状2号線道路沿い忽然と現れた駅舎です。周囲は貨物駅と幹線道路と住宅が広がっていて、開業時点で駅前風情にありがちな商店街はおろか、コンビニエンスストアもありません。数件の居酒屋ぐらいは徒歩圏にありますが。。。

 建物は地上2階、地下2階構造。地上2階部分には交代乗務員の詰所が設けられているようです。

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 開業前、歩道から駅舎内部を遠目から見ると、構内図が見えました。売店等のエキナカ店舗というものも無さそうな感じです。

 当駅の存在は羽沢近辺の住民にとってだけではなく、相模鉄道(相鉄)にとっても悲願の東京方面乗り入れの接続駅となります。

 当駅は相鉄が管理し、JR東日本は相鉄に駅業務を委託しています。
 相鉄は長らく自社線のみ運行でしたが、当駅の開業でJR線との共同使用駅を管理することになります。相鉄のウェブサイトによれば当駅ではJR線の定期券、長距離きっぷや特急券等の「みどりの窓口で買うようなきっぷ」は取り扱いをしていませんが、相鉄自動券売機の画面操作でJR線区間の近距離きっぷは販売しています。

 JR線としての当駅は東海道・貨物支線の扱いになります。運賃計算上の起点は鶴見駅で、例えば渋谷駅から当駅までの運賃計算は以下のようなロジックとなります。
・渋谷→品川(山手線・7.2km)
・品川→鶴見(東海道線・14.9km)
・鶴見→羽沢横浜国大(東海道支線・8.8km)
 合計 30.9km 570円(IC運賃:561円

※東京近郊区間内につき、実際の乗車経路にかかわらず最短経路で計算されます。
 当駅は特定都区市内制度における「横浜市内」に含まれます。当駅から(まで)の片道が200キロを超える乗車券は「横浜市内(鶴見線・南武支線の各駅と川崎駅・矢向駅)」として発売されます。このことにより相鉄線で横浜駅から(まで)利用しても、当駅から(まで)利用してもどちらでもOKということになります。

 ちなみに当駅から東海道新幹線を利用したい場合はどうするか?
■当駅(直通線)武蔵小杉or西大井(横須賀線)品川→新幹線
■当駅(直通線)武蔵小杉(湘南新宿ライン)小田原→新幹線
■当駅(直通線)武蔵小杉(南武線)川崎(京浜東北線)東神奈川(横浜線)新横浜→新幹線
 いずれにしても新横浜駅へは鉄道ではアクセスが難しいのですが、そんなクイズの回答のようなルートで行くよりも路線バスで新横浜駅を目指す方が便利かと(日中ほぼ1時間に1本毎、所要約30分で220円)。

 なお、駅前には環状2号線上にタクシー待ちができるよう区画が設けられています。

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 自動改札機の頭上に設置される発車時刻の案内掲示板も駅の外から見えました。相鉄様式の掲示板となっています。2022年度下期に開業を予定している東急線との直通事業を見据えて掲示板を設置しているのかなと。
※相鉄・東急直通線の境界は新横浜駅となります。

 2019年11月1日に見に行ってみました 
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 開業を目前に控え、駅舎正面の駅名の表札看板がお披露目になり、当駅を管理する相模鉄道の他にJR東日本の社紋がお目見えしていまました。この新鮮な違和感は開業目前ならではです。

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 地下駅ですが、地上駅舎が環状2号線沿いに設置されています。

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 といっても工事は11月1日時点ではまだまだ絶賛継続中。

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 駅前広場になるのかなとみられる場所はまだまだこんな感じで雑然としています。

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 駅舎の出入口には開業前ということもあり、清潔さを保つためにシューズカバーが用意されていました。

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 覗き見ることができる駅舎内部の掲示物を見ると、広域鉄道図が。。。見ると相鉄線の駅ということもあって乗り入れ先であってもJR線の表記がとても目立っていないのが気になります。対照的に未開業である新横浜駅までは自社線ということもあって点線ながらもしっかりと示されています。

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 こちらは駅周辺地図です。その横には近隣バス停が書かれているわけですが、当駅開業時点で新たな路線バスが設定されるわけではなさそう。既存の保土ヶ谷駅西口~新横浜間の神奈中バスしかなさそうな感じです。

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 9月に覗き見たときには無表示だった2番線の方面案内でしたが、「武蔵小杉 渋谷 新宿 川越方面」の文字がお目見えしていました。相鉄様式のサイン類に相鉄では見ることがなかった地名が掲示されているのも新鮮な違和感。開業が楽しみです。

 開業後の様子です 
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 開業を迎えた夜の様子です。開業フィーバーからひと段落した様子です。4通路分の自動改札が並んでいます。レンガ調の壁がいい味を出していますね。相鉄管理の駅なので、備え付けの椅子・自動改札機・発車時刻表示など、全て相鉄仕様となっていますが、一応JR線の駅としてもカウントされています。といってもJR臭がするものがないのか。。。ありました!
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 自動券売機の頭上にあるJR線近距離きっぷ運賃表です。JR仕様の掲示物や什器類はこれ以外は全くありません。

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 この運賃表にあるこの部分にご注目。当駅の隣の駅は書類上は鶴見駅となっているので、運賃表の路線図上での隣の武蔵小杉駅より、迂回を強いられる鶴見駅・国道駅の運賃が安くなっていますが、武蔵小杉駅は鶴見駅を経由した先にあるというタテツケになっているわけです。ご理解を頂けますでしょうかねぇ。

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 開業を祝したスタンプ台が設けられていて、開業日当日にはここにも長い列ができていました。

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 「はざわよこはまこくだい」は11文字あり、相鉄線でも最大ですが、JR線でも「かしまさっかーすたじあむ」に並ぶ最も長い「かな表記」の駅名となっています。

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 2番線ホームにはテレビ番組「タモリ倶楽部」の相鉄特集に出演した人たちのサインが特段の防護カバーもされていない状態で放置されています。

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 当サイトの冒頭画像は下り線のものを掲載してるため隣の駅番号は西谷駅(SO08)が表示されていますが、上り2番線の駅名標は隣駅駅番号がJR線のJA15で表示されています。また、JR線では特定都区市内制度での横浜市内に内包されているので、横浜市内の駅を示すの記号が表示されています。

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 2番線の発車標です。駅開業時点ではJR線方面しか出ないことから方面案内は「武蔵小杉 渋谷 新宿 川越方面」とありますが、数年後には新横浜や東急線方面の文字が加わるんでしょうなぁ。

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 構内は複線上の2面2線となっています。

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 ところで当駅開業を含んだ相鉄・JR直通線開業は相鉄にとって念願の都心乗り入れスタートでもあります。その相鉄さんはダイヤ改正を告知するポスターでもこのはしゃぎっぷり。気合いの入り方が伝わってきます。

隣の駅@JS東海道線
上り:鶴見駅(JK15)■8.8km
下り:(終着駅)■鶴見駅からの全長8.8km

※訪問日:開業前(開業前取材は2019年9月5日と11月1日),2019年11月30日などなど