北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部苫小牧地区
日高三石駅■北海道日高郡新ひだか町三石旭町
静内駅管理の無人駅
※2015年1月の高波被害により鉄道運行休止→2021年3月31日で営業終了、閉駅しました
2007年に訪問したときの様子です。
1933(昭和8)年に静内駅までであった日高線が当駅まで延伸開業して設置された駅でした。約2年後の1935年に線路が浦河駅まで延伸されて中間駅となりました。駅舎は1993(平成5)年に改築され、「ふれあいサテライトみついし」となって訪問当時は食堂などが営業していました。
看板にはKioskが入居していると記載がありましたが、現在は営業を終了していて撤退しています。駅舎は地元自治体が設置したもので、実際の駅への出入口は…
郵便ポストの右側に駅名を記した緑の看板があり、こちらが正式な駅出入口となっているようでした。
以前までは行き違い設備を有していたようで、そのときに使われていた旧2番線ホームがそのまま残っていました。
構内は行き違い設備を撤去した状態の単線上の1面1線となっていました。
2017年10月に訪問したときの様子です。
冒頭の2007年撮影の駅名標と同じものです。後ろの柱や建物も変わっていませんね。
鉄道はやってきませんが「ふれあいサテライトみついし」としては現役です。正面入口の自動ドアはもちろん自動で開閉しました。
建物の中ですが、従前あった売店や食堂の設備は既にありませんでした。待合いスペースの提供のみが行われている状態です。
公道に面した部分に掲示されている看板類は「JR日高三石駅」を除いて目張りされていました。その代替ではありませんが当駅の蓮向かいにはセイコーマートが出店していて、地域の購買需要を引き受けています。
駅前付近の風情はこんな感じでした。「道の駅みついし」は当駅から7キロ弱離れていて、徒歩だと1時間以上もかかる全くの別の場所です。
列車代行バスは駅前広場には入らず、国道沿いに設けられた道南バス「三石駅前バス停」と同じ位置にの代行バス停留場に停車していました。
ふれあいサテライト内にもその旨が掲示されていました。
当駅は駅名を記した緑色の看板があったはずですが、その場所にその看板は見当たりません。おかしいなぁと思って見回すと…
あっ、ありました!無残にもプロパンガス置き場の脇に横たわっていました。
ふれあいサテライト内の待合室には代行バス時刻表と運賃表が掲示されていました。運賃表は本桐駅以外は主要駅しか掲載されていません。
構内はかつて使われていた2番線ホーム跡がまだ残されていました。
相変わらず1面1線の棒線配線。ここに列車が帰ってくることは・・・ありませんでした。
<当駅→蓬栄駅間の踏切施設>隣の駅@日高線
・(105k780m)当駅105.8km
・(106k332m)三石幌毛線踏切
・(106k734m)姨布歌笛線踏切
・(107k003m)山際踏切
・(108k305m)杉村踏切
・(107k871m)戸山通り踏切
・(109k710m付近)沼田兄踏切
・(109k830m)蓬栄駅109.8km
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