青い森鉄道株式会社 運輸部運輸課
東青森駅■青森県青森市大字矢田前字本泉
青森駅管理の無人駅
※2010年12月4日より青い森鉄道へ経営移管されました。
（旧東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社青森駅管理の無人駅）
JR貨物臭が漂う駅です。野内駅～青森駅が複線電化時に線路の付け替えが行われ、その時に設けられた駅で、もともとは貨物駅として計画されていましたが、地元住民の請願により旅客も取り扱う駅として1968年にオープンしています。↑画像左側の建物は当駅の駅舎ですが、現在この建物で旅客向けに供用されているのはトイレ機能のみで、残りは貨物駅の事務室となっています。
タクシーの常駐はありますが、観光地が近いわけでもなく、それほど利用が旺盛とは思えません（個人の感想です）。
当駅隣接の敷地にはJR貨物のターミナルが設けられていて、「全国ネットの日本貨物鉄道株式会社」の看板が出ています。
当駅は駅舎が無い代わりに降雪対策が厳重に施された自由通路が設けられています。
その名は「とおりゃんせ橋」。
この橋の設置者は青森市となっています。
雪深い季節も安心して通行ができるよう、屋根が設置されています。
その途中に当駅連絡通路が設けられています。
自由通路を抜けるとすぐに自動券売機があり、さらに奥には列車利用者向けの待合室が完備されています。
運賃表です。新青森駅と油川駅に対しては乗り継ぎ割引が設定されています。
待合室です。この待合室は「とおりゃんせ橋」ができるまでは当駅の跨線橋として機能していたようです。跨線橋機能を「とおりゃんせ橋」へ譲り、残った旧跨線橋を待合室へ転用しています。
当駅の構内です。貨物列車が旺盛に行き来することから、コンテナがたくさん並んでいます。
フォークリフトが忙しそうに荷物の出し入れをしています。時間帯によっては機関車の付け替えも行われ、貨物列車マニアには楽しい駅かも知れませんね。
そんな当駅にはこんな看板が。。。ワム貨車ってまだあるんですかねぇ。
ホームの八戸駅寄りにも待合室があります。
開業時からあったとみられる待合室には長椅子が設けられています。
構内は複線上の1面2線です。
線路の端っこには東京起点736キロポストが建立されています（当駅は733.4キロ地点にあることになっています）。
＜当駅→筒井駅間の踏切施設＞隣の駅＠青い森鉄道線（東北線）
・（735k860m）当駅773.4km
・この区間に踏切はありません。
・（未確認）筒井駅734.8km
上り：小柳駅■1.4km
下り：筒井駅■1.4km
※訪問日：2020年1月18日
