higashihoronuka
北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社
東幌糠駅■北海道留萌市幌糠町
留萌駅管理の無人駅
※2006年3月17日に営業を終了し閉駅しました

higashihoronuka_zenkei
 板張りホーム1面のみの質素な駅でした。1日2往復のみ停車の小さな駅は待合室もなく、列車待ち時に天候が荒れるととても居心地が良くない駅でした。

 当駅の駅名標はどういうわけか旧国鉄仕様デザイン。JR北海道の場合、どんなにショボく停車列車が少ない駅(例:生野・張碓)でも分割・民営化後に設置された萌黄色のコーポレートカラーを配した駅名標に交換しているのですが、当駅だけはその交換がなされていませんでした。

higashihoronuka_soto
 国道から駅を見た図です。駅名標が見えるのがわかります。

 訪問が土曜日だったこともあるのかも知れませんが、定期的な利用者を感じさせる足跡は殆ど残っておらず、民家は少し離れた場所に2~3軒あるようででした。

higashihoronuka_timetable
 前述の通り極めて利用が少ないようなので、当駅に停車する列車は1日2往復4本のみとなっていました。訪問する際は並行する国道233号線にバスが運行されているので、これを絡めると便利でした。

higashihoronuka_bus_forAsahikawa
 バス停の名称は「タルマップ」で、行先は旭川と峠下。旭川行きのバスは深川駅前を経由すします。ちなみにこのバス停の名称を漢字書きすると「樽真布」となるります。

higashihoronuka_suippi
 ホームの駅名標の裏には平仮名で「ひがしほろぬか」と書かれていました。

higashihoronuka_konaihigashihoronuka_home_forMashike
 ホームは前述の通り単線上の1面1線。停車しない列車もあって、存在感の薄い駅でした。

 2016年8月に再訪しました。 
higashihoronuka
 当駅廃止から約10年後の2016年に現地へ。駅の脇にあった「樽真布踏切」から当駅の跡を見るも、それらしき痕跡は全く残っておりません。

higashihoronuka_fumikiri
 この踏切の看板には「東幌糠構内 新樽真布道路踏切」とあります。踏切の看板だけはここが駅であったことをなんとなく主張していました。

higashihoronuka_tarumappu
 2006年訪問時には雪に埋もれて確認できなかったバス停です。
<当駅→幌糠駅間の踏切施設>
・(31k600m)当駅
31.6km
・(32k299m)原田踏切

・(32k546m
付近(名称不明)踏切
・(未確認)勝手踏切
・(33k699m)第11旭川留萌線踏切
・(34k112m)四線道路踏切
・(34k510m)幌糠駅
34.5km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@留萌線
上り:峠下駅■3.3km
下り:幌糠駅■2.9km

※訪問日:2006年1月28日