東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社
東神奈川駅JK13JH13神奈川県横浜市神奈川区東神奈川一丁目
直営駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅・横浜市内の駅
神奈川県内のJRで唯一「神奈川」を名乗る駅です。意外なことに「神奈川」も、東以外の方位が冠された駅もJRには存在していません。
当駅が立地している東神奈川という地名は昭和51年に区画整理が行われた際に、そこにあった駅名が東神奈川だったから名付けられたんだそうです。要するに当駅は地名の由来になった駅ということなのですが、では何に対しての東の神奈川だったのか???日本最初の鉄道路線である新橋(汐留)~横浜(桜木町)間に神奈川駅(現在の京急神奈川駅とは別個)が現在の横浜駅の少々横浜寄りにあり、それに対して東側に当駅が横浜鉄道により開設されたので「東神奈川」と名付けられたようです。
当駅は書類上こそ東海道線の駅ですが、営業上の東海道線は停車せず、京浜東北線の電車が発着しています。
横浜線ユーザーであった自分としては当駅は京浜東北線との乗り換え駅のイメージが大変強いのですが…
再開発も活発で、当駅に隣接している京急東神奈川駅(旧駅名:仲木戸)とペデストリアンデッキで容易に乗り換えが出来るようになったりして便利になっています。
また、少し歩けば米海軍のドックがあり、さらに歩くとレトロな雰囲気なバーが点在。お酒が飲める人を誘ってぜひ中へ入ってみたくなる衝動に駆られます。京急とJRの線路の間に現在パソコンの和文入力では欠かすことが出来ないヘボン式ローマ字を発明したヘボン博士が来日時に居候していた「成仏寺」があります。ちなみに余談ですがそんなものを開発しているヘボン博士は眼科医なんだそうで。
ちなみに少し歩いた場所にある公衆浴場の名前は「浦島温泉」と言います。この地域に古くから伝わる浦島伝説の一翼を担っています。
構内は2面2線。1番線と4番線は京浜東北線が、2番線と3番線は横浜線が使っています。横浜線は日中に始発電車は2番線を、根岸線からの直通車は3番線を使うことが多いですが、利用の際は案内看板に注意が必要です。
なお、当駅(を含む横浜線の駅)から新川崎方面に向かう場合(逆も然り)、横須賀線電車が当駅に停車をしないことから横浜駅に出て横須賀線電車に乗り換えても横浜~東神奈川間の料金を支払わなくても良い特例があります。まぁ現在は横須賀線に武蔵小杉駅が出来ちゃったのでこの特例の恩恵を受ける必要もちょっと薄れてはいますが…。
<当駅→横浜駅間の踏切施設>隣の駅@JK東海道線
・(27k040m)当駅27.0km
・この区間には踏切はありません。
・(28k750m)横浜駅28.8km
上り:新子安駅JK142.2km
下り:横浜駅JK121.8km
<当駅→大口駅間の踏切施設>隣の駅@JH横浜線
・(0k000m)当駅0.0km
・(2k085m)入江踏切
・(2k250m)大口駅2.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:(起点駅)全長42.6km
下り:大口駅JH142.2km
※訪問日:2004年8月1日,2024年6月6日