西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部大阪支社
東淀川駅A45大阪府大阪市淀川区宮原二丁目3番17号
新大阪駅管理の直営駅
🆋ICOCAの駅・大阪市内の駅
令和5(2023)年11月訪問時の様子です
平成30(2018)年11月に完成した橋上駅舎兼自由通路がある駅です。この駅舎リニューアルに伴い東西の地上駅舎と近隣踏切の除却に成功しています。
駅舎入口部には旧駅舎の白黒写真が掲出されていて、かつての当駅の様子を偲ぶことが出来ます。
駅舎内の改札口は1か所。もともと駅舎リニューアル以前の当駅は地下道が自由通路であった歴史的経緯があるため、新駅舎の自由通路にも歩行者通路と別個に区切られた自転車が通行できる専用路がアスファルト敷きで敷設されています。
自転車用穂航路は歩行者用路とはきっちりと区切られていて安全が保たれています。
運賃表です。当駅から新大阪駅・南吹田駅までは初乗りの140円、大阪駅・福島駅・JR淡路駅・吹田駅までは170円となっています。
インボイス制度?なんだか面倒ですねぇ。
ホームの様子です。駅舎リニューアルに伴いバリアフリー対策もばっちり施されています。
構内は複々線上の2面4線ですが、当駅は列車(外側)線に列車が停車しないため、電車(内側)線にのみ常設フェンスが無く列車の乗り降りに対応しています。画像は1日1本設定の草津行電車です。当駅は電車線・列車線の複々線の他に貨物線とおおさか東線の線路があり、合計8本の線路が行き交っています。
当駅のやや新大阪駅方には東京起点552キロ標柱が建っています。当駅の距離程は東京起点551k890mとなっていて、駅事務室付近がそこにあたります。
↑令和5年訪問時の動画です。
平成26(2004)年7月訪問時の様子です
↑西口駅舎の様子です。1940(昭和15)年に吹田駅~宮原信号場間に新規設置された駅です。
駅設置時からの歴史を感じる建物が印象的でした。駅舎は線路を挟んで東西に設置されていて、いずれの駅舎も統一されたコンセプトの下にデザインされていました。
こちらは東口。東海道線の古い駅舎だと稲枝駅を筆頭に角ばったいかにも「KOKUTETSUクオリティ」なデザインが多い中、年代が異なる当駅はスパニッシュコロニアル様式を採り入れたモダンな造りでした。
当駅が開業した1940年当時、新大阪駅はまだありませんでした。1939年に立案された「弾丸列車計画」によれば当駅がその弾丸列車の新大阪駅になる予定だったそうです。弾丸列車開業後、新大阪駅への名称変更も予定されていたんだそうですが、その後、新幹線延伸時の用地買収が比較的容易な北方貨物線がある700メートルほど先の土地に新大阪駅を設置するほうが得策という判断がなされ、当駅を畳んで700メートル先に新大阪駅を設置させることになったわけですが、計画を聞いた地域住民の皆さんが東淀川駅の存続を嘆願したため、廃止は免れて現在に至っています。
当駅付近の東海道線は緩行(電車)線、急行(列車)線のほかに貨物線があり、上下合わせて6本の線路に列車が頻繁に運行されているため、駅の脇にある踏切の遮断機は過密ダイヤ時に降りたままとなっています。
これを救済するため、当駅の通路を提供し、便宜を図っていました。その出入口がこれ↓
意外とひっそりとしています。東口の出入り口はこんな感じですが…
西口の出入り口は自動改札機の脇に作られています。鉄道利用者向けの通路との共用ですが、鉄道利用者と歩行者の通行区分はフェンスで区切られています。おかげで大変狭くなっていて、チャリンコでの通行はできないと案内されています。この歩行路、開放時間は書かれていませんでしたが、終電後~始発前の間は踏切遮断時間がそれほどあるわけでもなく、ここを閉鎖しても困らないんじゃないかなと考えるので、さすがに24時間開放ではないのかなとみられます。
駅設置時からの歴史を感じる建物が印象的でした。駅舎は線路を挟んで東西に設置されていて、いずれの駅舎も統一されたコンセプトの下にデザインされていました。
こちらは東口。東海道線の古い駅舎だと稲枝駅を筆頭に角ばったいかにも「KOKUTETSUクオリティ」なデザインが多い中、年代が異なる当駅はスパニッシュコロニアル様式を採り入れたモダンな造りでした。
当駅が開業した1940年当時、新大阪駅はまだありませんでした。1939年に立案された「弾丸列車計画」によれば当駅がその弾丸列車の新大阪駅になる予定だったそうです。弾丸列車開業後、新大阪駅への名称変更も予定されていたんだそうですが、その後、新幹線延伸時の用地買収が比較的容易な北方貨物線がある700メートルほど先の土地に新大阪駅を設置するほうが得策という判断がなされ、当駅を畳んで700メートル先に新大阪駅を設置させることになったわけですが、計画を聞いた地域住民の皆さんが東淀川駅の存続を嘆願したため、廃止は免れて現在に至っています。
当駅付近の東海道線は緩行(電車)線、急行(列車)線のほかに貨物線があり、上下合わせて6本の線路に列車が頻繁に運行されているため、駅の脇にある踏切の遮断機は過密ダイヤ時に降りたままとなっています。
これを救済するため、当駅の通路を提供し、便宜を図っていました。その出入口がこれ↓
意外とひっそりとしています。東口の出入り口はこんな感じですが…
西口の出入り口は自動改札機の脇に作られています。鉄道利用者向けの通路との共用ですが、鉄道利用者と歩行者の通行区分はフェンスで区切られています。おかげで大変狭くなっていて、チャリンコでの通行はできないと案内されています。この歩行路、開放時間は書かれていませんでしたが、終電後~始発前の間は踏切遮断時間がそれほどあるわけでもなく、ここを閉鎖しても困らないんじゃないかなと考えるので、さすがに24時間開放ではないのかなとみられます。
構内は複々線上の2面4線ですが、外側の列車線は柵が設置され、終日列車が停車することはありません。当駅を通過て新大阪駅に停車する下り列車は当駅通過前から停車に向けて減速をします。それほどまでに新大阪駅まで近いということですな。
なお、当駅からは地下鉄御堂筋線東三国駅が程近く、歩いておよそ10分でたどり着けます。天王寺へ行く場合は当駅からだと大阪駅での乗換えが発生するので、御堂筋線なら直行できて便利で、しかも運賃が20円も安いです(JR300円、地下鉄280円・消費税8%計算)。
<当駅→新大阪駅間の踏切施設>隣の駅@A東海道線
・(551k890m)当駅551.9km
・この区間に踏切はありません
・(552k600m)新大阪駅552.6km
上り:吹田駅A443.1km
下り:新大阪駅A460.7km
※訪問日:2004年7月17日,2023年11月13日