
東日本旅客鉄道株式会社 長野支社
聖高原駅■長野県東筑摩郡麻績村漆田
松本駅管理の簡易委託駅(委託先:麻績村役場)
🆋令和7年春からSuica(首都圏エリア)の駅
※令和4年3月までは松本駅管理の業務委託駅(委託先:株式会社ステーションビルMIDORI)
令和4(2022)年12月訪問時の様子です

後述の2020年訪問時の様子と見た目では変化はありませんが、見た目とは裏腹に中身は変化しています。

2020年当時はJR東日本からステーションビルMIDORIへ業務委託されていたもののJR的には有人駅として機能していましたが、2022年4月より無人駅扱いとなり乗車券販売業務のみ地元自治体へ簡易委託する営業形態へ変化しています。しかしそれを告げるポスターには簡易委託による乗車券類販売には一切触れず、全くの無人駅移行扱いの風情となっています。

乗車券類の販売は7時20分~12時00分、13時00分~15時50分となっています。12時~13時は昼休憩ということなのでしょうか。

駅舎正面軒下には古そうな駅名看板が出ています。

駅前にはこちらも古めかしい社屋のアルピコタクシー株式会社麻績営業所があります。

駅前は商店っぽいものは見当たらず、コンビニエンスストアは徒歩5分ほどにセブンイレブンがあります(訪問時に知っておけば・・・)。

窓口営業はありますが、みどりの窓口としては営業していないため、取り扱っているのは定期券と普通乗車券、自由席特急券といったところでしょうか。

運賃表です。当駅から長野駅も松本駅も同じ590円となっています。

当駅からの時刻表です。8時15分に名古屋行、20時15分に長野行の特急しなのが停車します。どちらも8時15分なのは単なる偶然?にしては覚えやすいです。

駅舎とホームの出入口には集札箱があります。

周辺自治体と共同で設置している曼荼羅の里の看板です。

跨線橋から塩尻方を見た図です。

1番線から篠ノ井方を見た図です。

構内は単線上の2面3線です。
令和2(2020)年4月訪問時の様子です

当駅も古風な蕎麦屋っぽいデザインの駅舎を持つ駅です。2013年11月に周辺の駅とともにリニューアル工事が施されていて、旧国鉄様式の印象から面目を一新しています。

駅前にはタクシーが常駐しているほか、地域バスも客待ちしています。
当駅は1900(明治33)年11月に「麻績(おみ)駅」として開業しましたが、「麻績」が難読だとして、開発をしていた名称をそのまま駅名へと村議会で決議され、1976(昭和51)年に現在の駅名へ変更されています。

駅前には明科第一交通株式会社のタクシーが客待ちしています。聖高原へのアクセスに困ったらタクシー利用が便利です。
※この事業者さんは廃業されておられるようです。別掲のアルピコタクシーがすぐ近くで営業をされておられます。

駅前には麻績村マップが掲示されています。

リニューアルされているのは外装だけではなく、内装も。特急停車駅なのでみどりの窓口が備わっていましたが、令和4年3月で「みどりの窓口」と券売機は廃止され、現存していません。

自動券売機で購入できる範囲内を示す運賃表です。意外と広範囲。。。

JR長野支社名物・駅紹介ポスターです。

当駅の列車停車時刻表です。特急列車は上りが8時台に、下りは20時台に1本ずつ、計1往復設定されています。

改札の横には寄贈図書が置いてあります。貸し出しの手続きは不要ながら、要返却のようです。

跨線橋から松本駅方向を見た図です。


構内は単線上の2面3線。列車行き違いが可能な駅です。
<当駅→冠着駅間の踏切施設>隣の駅@篠ノ井線
・(46k190m)当駅45.0km
・(46k645m)楡ノ木踏切
・(47k116m)宮本踏切
・(47k909m)楡窪踏切
・(m)坂井学校裏踏切
・(48k244m)杉崎踏切
・(48k595m)堀街道踏切
・(49k297m)須明踏切
・(49k520m)冠着駅48.3km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:坂北駅■4.1km
下り:冠着駅■3.3km
※訪問日:2020年4月7日,2022年12月3日