西日本旅客鉄道株式会社 金沢支社北陸広域鉄道部
氷見駅■富山県氷見市伊勢大町一丁目12番18号
北陸広域鉄道部管理の業務委託駅（委託先:株式会社JR西日本金沢メンテック）
平屋構造の駅舎があるJR氷見線の終着駅です。昭和33（1958）年竣工の立派な駅舎が活躍しています。現在は建物の前に上屋が設けられていて建物の全容が判りにくいのが残念なところ（とはいえ悪天候時は利便性が向上しています）。
上屋で隠れてしまってますが、出入口の頭上には立派な明朝フォントの「氷」「見」「駅」の文字が確認できます。
駅の外は一時駐車スペースやタクシープールがあります。駅前広場にはバスはあまり来ず、300メートルほど離れた国道415号上にある「氷見駅口」バス停には高岡駅までの加越能バスが発着していて、鉄道運行空白時間を埋めています（バスは鉄路と完全平行ではない経由便もあるので氷見線途中駅へのアクセスには不向きな場合があります）。
建物内部の様子です。氷見線は交通系ICカード非対応のため、ICOCA改札機はありません。有人駅のためみどりの窓口が稼働していますが、訪問時は休憩時間だったのか、カーテンがひかれていました。
終着駅ということもあるのか、当駅には立派な待合室があります。残念ながら売店はありませんが飲料の自販機はあります。
運賃表です。当駅から高岡・新高岡までは330円、富山駅まではあいの風とやま鉄道（ATR）線経由で700円、新高岡経由で680円ですが、新幹線特急料金が別途880円かかります。金沢駅までの場合はATR線とIR線経由で1,170円、新高岡経由だと990円ですがこちらも特急料金が別途880円かかり、計1,870円となります。
※氷見線各駅から富山・金沢への移動は新高岡経由だと高岡駅で城端線の中継ぎ利用が必要で、高岡駅からあいの風とやま鉄道の普通列車を利用する方が速いケースが殆どです。
オレンジカードは2枚まで投入して利用できるそうです。券売機の機能向上と引き換えにオレンジカードが券売機で使えない指定席券売機とは真逆の好待遇！
当駅からの列車時刻表です。列車は全て1番のりばから出ていると表示されています。一部に間隔が空く時間帯はあるものの、おおむね1時間に1本の列車が設定されています。なお、東京への最終は19時36分発が接続しています。
構内はホーム1面1線・・・ん？それならホーム番線なんて要らんだろと思ったら、画像に入っていない先に切り欠きの2番線ホームがあるようです。
ホームの終端方向にはピクチャー駅名標があります。
駅の外、線路終端付近から駅の様子を見た図です。
ホームから少し抜けた先の車止めです。車止めの脇には16.6キロポストが埋まっています。
＜当駅→線路終端間の踏切施設＞隣の駅＠氷見線
・（16k550m）当駅16.5km
・踏切設備はありません
・（16k614m）線路終端
上り：島尾駅■3.0km
下り：（終着駅）全長16.5km
※訪問日：2022年12月14日
