hokkaidoiryodaigaku
北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部桑園地区
北海道医療大学駅G14北海道石狩郡当別町字金沢
当別駅管理の無人駅
🆋Kitaca(札幌・旭川エリア)の駅

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 日本最北端の交通系ICカード乗車券が使える鉄道駅です。札沼線(学園都市線)の電化区間の終端駅としての側面もあります。また、駅名の文字が道内最多の駅でもあります(漢字7文字、平仮名14文字、ローマ字19文字)。

 当駅は1981(昭和56)年に当地付近にあった東日本学園大学に便利な駅として「大学前」と言う名称の仮乗降場開業し、翌1982年に正式な駅に昇格。1995年に大学名称が現在の「北海道医療大学」となり駅名も「北海道医療大学」と変化を遂げています。

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 隣の駅の駅名標…1994年当時のものなので「だいがくまえ」と表記されています。

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 当初は現在の1番線ホームしかなく駅舎も存在していましたが、1995年の駅名改称の際に撤去され、現在はその土台付近に使われていない階段が存置されています。この階段部分には柵が設けられていて、ここからの駅への出入りは出来ません。
 
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 駅前の敷地にはこのような看板が…ひょっとして駅前広場は大学の敷地なのかな?!

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 北海道医療大学は駅前に広大な敷地を抱え、様々な施設があります。当駅は↑の看板で言うところの⑧「食堂・売店」の先にあります。

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 当駅の改札に繋がっている食堂・売店棟はとてもきれいで、大学の部外者でも利用可能。売店=セイコーマートとなっています。セイコーマートにもイートインコーナーがあります(8時から20時まで営業)。

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 Kitaca簡易改札機が設置されている改札口です。この左側奥に乗車券類の券売機が設置されています。

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 札沼線は当駅を境に運転本数が激減します。電化区間の末端部であることもあって札幌方面からの直通列車の北端となっていて、当駅から先への列車は石狩当別駅始発のディーゼルカーのみとなっています。JR北海道が単独で維持困難な路線として当駅から新十津川駅までの間が廃止されると言う議論があり、早晩当駅が終着駅になってしまうことも考えられます。

 ↓これはその終着駅化したあとの想像図ではなく、実際に2番線に掲げられている駅名標です。
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 2番線ホームは桑園方面からの折り返し列車用なので右側に次駅名称の記載がありません。

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 構内は単線上の2面2線。1番線は石狩金沢駅から先の列車も発着できますが、2番線は当駅折り返し列車専用となっています。1番線は1日1本(8時台)のみ電車の発着がある以外はディーゼルカー専用と化しています。

 令和5(2023)年4月訪問時の様子です 
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 令和4(2022)年の石狩当別駅→当別駅への駅名改称により看板が新しくなっています。

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 2番ホームの屋根増設にともない2番線直結出入口階段は撤去されています。

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 運賃表です。新琴似駅までは640円、札幌駅までは750円、新千歳空港駅までは1,700円となっています。

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 運転本数は凡そ毎時2本程度が確保されています。

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 ホームは単線上の2面2線です。単式ホームが2本並んでいます。

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 下り方には車止めが設けられています。



隣の駅@札沼線
上り:当別駅G133.0km
下り:石狩金沢駅(閉駅)2.2km

※訪問日:2016年10月27日ほか