東日本旅客鉄道株式会社 長野支社
飯山駅■長野県飯山市大字飯山字舛ノ浦 770番地3
駅長所在の直営駅
飯山線の路線名称の由来となっている駅です。平成27(2015)年に開業した北陸新幹線のホームに近接するよう、旧来の駅舎位置から移転して現在に至っています。
新幹線開業を祝す横断幕が誇らしげに掲出されています。
↑から右へ少し視線をそらすと…
建物の上には自由の女神像が!その脇には「リバティヒルズ」の文字。。。これは一体?!調べるとここは「スワロースキー」というスキー・スノーボード等を製造している企業の社員寮なんだそうです。一見すると三菱系のマークに見えますが、よ~くみるとスリーダイヤモンドマークではなく、燕(スワロー)のマークであることがわかります。
コンコースから見る千曲川口を見下ろす窓にはテーブルがあり、そこには電源コンセントがあります。合法的に充電が可能なスペースとなっています。
見晴らしがよく、時間つぶしにはちょうどいいスペースとなっています。
当駅には改札口が在来線と新幹線で別個に設けられています。
こちらは新幹線の改札口です。自動改札機が並び近代的な設備が揃っています。
こちらは南口です。
新幹線ホームの駅名標です。
新幹線ホームは複線上の2面2線。ホームドア設置で、降雪を想定した屋根が設けられています。
停車本数を反映して、またホームドアが設置されていることもあってプラットホームはそれほど広くありません。
在来線ホームは単線上の1面2線。列車の行き違いが行われることもあります。
ところで当駅は北陸新幹線の開業(2015年3月)に先立ち2014年11月に現在の位置(新幹線と飯山線の交点付近)へ移転しています。
↑は2015年10月訪問時に北飯山駅側から進入する営業列車内から撮影したものです。旧駅の位置にあった線路は配線そのままで残されていて、留置線や除雪車両庫が設置されています。
平成26(2014)年秋まで使われていた旧駅舎は寺社風味建築でした。
ホームに掲げられていた駅名標はJR東日本標準様式のもののほかに…
観光画像駅名標も設置されていました。
飯山市は「寺の町」として有名らしく、七福神めぐりをアピールする看板が設置されていました。
2010年訪問時に冬季五輪バンクーバー大会出場予定の竹内択選手についての貼り紙がありましたが、竹内選手はその4年後に開催されたソチ大会でジャンプラージヒル団体において銅メダルを獲得しています。
「一駅一名物」とされている七福の鐘は今後新設予定の広場へ移設されるんだそうです。
北陸新幹線建設受入促進市民協議会様が掲出した建て看板…その思いは2015年に結実したように見えますが、この看板に書かれているE2系車両の乗り入れと大阪までの乗り入れは今後の課題。。。
平成22(2010)年当時のホームから望む北陸新幹線飯山駅の様子です。駅建設が急ピッチで行われていました。
旧駅の構内も単線上の1面2線となっていました。
<当駅→北飯山駅間の踏切施設>隣の駅@飯山線
・(19k230m)当駅19.2km
・(19k231m)斑尾線踏切(移転前)
・(19k231m)斑尾線踏切(移転後)
・(19k601m)西敬寺踏切
・(未確認)奈良沢踏切
・(19k914m)肴町踏切
・(20k082m)共栄館踏切
・(20k215m)弓町踏切
・(20k416m)田町踏切
・(20k510m)北飯山駅20.5km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:蓮駅■4.6km
下り:北飯山駅■1.3km
<当駅→上越妙高駅間の踏切施設>隣の駅@北陸新幹線
・(147k330m)当駅147.3km
・新幹線区間につき踏切はありません
・(176k890m)上越妙高駅176.9km
上り:長野駅■29.9km
下り:上越妙高駅■29.6km
※訪問日:2010年2月12日,2015年10月31日