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東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社
稲田堤駅JN16神奈川県川崎市多摩区菅稲田堤一丁目1番1号
登戸駅管理の業務委託駅(委託先:株式会社JR東日本ステーションサービス)
🆋Suica(首都圏エリア)の駅

 京王相模原線との乗換駅となっていて、利用者がとても多い駅です。
 令和5(2023)年9月訪問時の様子です。 
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 JR南武線・観光道踏切を挟んで南口と北口に階段がある橋上駅舎です。この駅舎は令和5年8月にまずは南口階段から供用を開始しています。

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 ↑こちらは旧来の駅舎があった場所です。旧来駅舎を撤去してから北口階段の設置に着手したので南口より供用開始が遅く、令和6年6月より供用を開始しています。↑は旧来駅舎の撤去を終えて階段設置に着手したところの様子です。

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 その工事の概要を示す看板です。

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 こちらは令和3年6月から5年8月まで供用されていた仮設駅舎です。橋上駅舎竣工に伴い閉鎖されてていて、改札口へ通じる出入口はフェンスで仕切られています。

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 橋上駅舎のコンコースの様子です。奥は北口階段工事中の仕切りです。

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 運賃表です。JR線で新宿まで行くとIC:571円(同じ区間を京王稲田堤駅から向かうと273円)です。

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 駅構内のホームも改良工事を行うため、このような看板が出ていました。
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 当駅のオフピーク定期券不可時間は6:50~8:20です。

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 構内は複線上の2面2線です。令和6年度中にホームドアが設置されるということですが、訪問時は工事着手前でした。

 令和4(2022)年2月訪問時の様子です。 
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 駅リニューアル工事の真っ最中の様子でした。駅舎の左後方に写る物体は旧駅舎時代から活躍していた跨線橋です。エレベータ設備のみリニューアル工事中もそのまま使うため、階段部分のみ撤去しそのまま供用が続いていました。

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 1番線ホーム側の旧駅舎はきれいさっぱり撤去されていました。

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 エレベータ用跨線橋から立川方を見た様子です。線路の右、踏切の手前側が旧駅舎跡地です。

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 同跨線橋から川崎方を見た様子です。工事中の新駅舎の鉄骨がむき出しになっています。今後ここに駅舎の床が形成されていき、エレベータ跨線橋は役割を終えて撤去される見込みです。

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 エレベータ用の跨線橋の内部の様子です。

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 1番線ホーム中ほどから工事中の駅舎鉄骨を見た様子です。一部の階段が見えます。

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 こちらはホームの立川方から川崎方を向いたアングルです。

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 構内は複線上の2面2線。駅の前後には転轍機がない停留場スタイルの駅で、各駅停車列車の他に快速も停車します。

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 接続はありません。気を付けましょう。

 令和3(2021)年6月訪問時の様子です。 
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 乗り換え客が多く引っ切り無しに人の流れが発生する忙しい駅です。↑は2021年6月7日撮影の旧駅舎です。当駅の旧駅舎は取材日前々日の5日で供用終了→閉鎖となり、駅頭はフェンスで閉ざされています。今後、この建物は撤去され、新設される橋上駅舎の北口に生まれ変わります。

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 フェンス越しに見た旧駅舎内部の様子です。自動改札機は仮駅舎で転用のため取り外されています。数日前まで現役だっただけのことはあり、またまだお仕事が残っているからなのか照明が点灯していて、まだまだ現役感が漂って見えました。

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 券売機も御覧の通り。もともと4機設置されていたとみられますが、右側2機分は鉄道事業者側の目論見通りICカードが普及し、乗車券類の発売機会が低下したことによりずいぶん前に撤去され、仮駅舎へ役割が移行するまでは2機の券売機が設置されていたとみられます。券売機は1機あたり約500万円以上もする高価な代物なので、安易に廃棄せずに仮駅舎へ転用しているようです。

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 ところで当駅の庇(ひさし)部のカラーリングを見て何かに気付きませんか?!

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 これ、河童に見えません?と思って「稲田堤 カッパ」で検索をしても隣接している調布市御出身の漫画家・水木しげるさんの作品をモチーフにオープンした「鬼太郎ひろば」の「河童の三平池」が話題になっているくらい。。。

 その池のオープンは2021年4月なので当駅のこのデザインとは無関係でしょう。となると一体なぜ???(河童に似ていると考えているのは個人の意見です)。

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 旧駅舎の脇の壁は改札機などの搬出のためにくり貫かれ、このような状態になっていました。

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 駅舎改築工事の「事業計画のお知らせ」を示す看板が掲出されていました。

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 駅改良工事に伴い旧駅舎は撤去される予定で、新駅舎が完成する2022年秋までの間は仮駅舎による営業が行われます。旧駅舎は観光道踏切を横断した先に設けられています。それがこれ↓
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 見事なコンパクト設計です。仮設駅舎の2階部分に事務所スペースが設けられていることに驚きます。

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 改札口の様子です。旧駅舎同様、4通路分の自動改札機が並んでいます。

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 旧駅舎の奥は跨線橋。この跨線橋も橋上駅舎設置に伴い邪魔となるため撤去の憂き目にあうのでしょう。

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 きっぷうりば(自動券売機)はこちら。改札機からずいぶん奥まった場所にひっそりと2機が設置されています。

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 仮設駅舎の壁面に貼付されている運賃表です。
<当駅→矢野口駅間の踏切施設>
・(20k840m)当駅
20.8km
・(20k896m)観光道踏切
・(21k367m)天宿第三踏切
・(21k616m)原島踏切
・(21k804m)営団前踏切
・(22k480m)矢野口駅
22.4km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@JN南武線
上り:中野島駅JN151.3km
下り:矢野口駅JN171.6km

※訪問日:2022年2月2日,2023年9月6日