
北海道旅客鉄道株式会社 釧路支社
稲士別駅K33北海道中川郡幕別町字千住
帯広駅管理の無人駅
※平成29(2017)年3月3日で営業終了、閉駅しました

比較的交通量が多い国道沿いにポツンとたたずむ無人駅でした。利用者が少ないのか、後述の通り当駅への停車列車は少なく、普通列車も通過する列車がありました。当駅の近隣にある集合住宅が以前は旧国鉄の官舎だったらしく、その人たちが利用するために設置されたのではと。

公道からホームまでは意外とバリアフリーだったりしました。

公道からホームまでは意外とバリアフリーだったりしました。

古いスロープが設置されていていました。

ホームと公道の間には待合室とトイレが設置されていました。

ホームと待合室の距離感はこんな感じ。

その待合室を公道側から見た図です。

室内は冬季で雪が解けてしまっていることもあってご覧のありさま。。。

ちなみにトイレはこんな感じ。冬季は利用を拒んでいるようでした。

なおこれらの待合室とトイレは老朽化により2004年頃に撤去され、現在では待合室的設備は当駅には存在していないとの情報がありました。

列車の運転本数はそこそこあるのですが、当駅に停車する列車はあまり多くなく、訪問した2003年3月時点では上りが3本、下りが4本と、一部の普通列車でさえ当駅を素通り(通過)するという。さらに驚くことに当駅11時44分発だった芽室行きは停車のタイミングが「必要の都度」というファジーな表記になっていています。
この記事を編集している2016年10月段階でも運転本数はさほど変っておらず、上りは朝2本と夕方1本、下りは14時台2本と16~18時台に1本ずつの計5本しかありませんでした。ただし2003年当時のような「必要の都度」という幻の列車設定は確認できません。

ホームは直線上に板張りのものがあるだけ。


直線上にあるので通過列車は容赦なく速度をそれ程落とさずに通り過ぎていくので迫力は満点ですでした。

前述の通り普通列車も通過していきました。

訪問当時の当駅の運賃表です。律儀にふるさと銀河線の運賃も表記されていました。

構内は単線上の1面1線となっていました。
<当駅→幕別駅間の踏切施設>隣の駅@根室線
・(190k950m)当駅188.5km
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(未確認)幕別原野道路踏切
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(196k780m)幕別駅194.3km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:札内駅K323.6km
下り:幕別駅K345.8km
※訪問日:2003年3月2日