東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部三重支店
伊勢奥津駅■三重県津市美杉町奥津1288番地8号
松阪駅管理の無人駅
なんとも中途半端な位置にある名松線の終着駅です。
周囲を山々に囲まれた集落。ここまで乗ってもまだ「津市」なのが凄いです。
名松線の「名」の時は「名張」の頭文字。名松線は比津駅を出てしばらくすると不自然に名張方向へカーブして当駅に至っていますが、これこそ名松線が名張を目指していた証拠です。ところが旧国鉄よりも先に参宮急行電鉄(現近鉄大阪線)が路線を開通したことから、計画は事実上頓挫して現在に至っています。
当駅は2005年2月に改築工事が完了し、現在は新しい待合室が津市美杉八幡地域住民センターに併設されて設置されています。この新しい待合室は以前1番線があった線路の上に設置されています。なので現在はかつて2番線だった線路のみの1面1線構造で営業しています。
ところで、当駅は終着駅なので、到着した列車は当然折り返して松坂方面へ向かうわけですが、昼間のダイヤで12時28分着~13時37分発という「お昼ご飯タイム」と言わんばかりに長い折り返し時間を持つ運用があります。その際には駅舎改築に便乗して設置された乗務員詰所が活躍。
情報筋によると、この中にはテレビや給湯設備が充実しているらしいです。乗務員はあらかじめ弁当を用意してここへ持ち込み昼食を取っているそうです。
こちらは1994年に撮影した当駅の駅舎です。これは開業時から2004年まで使われていた建物です。
隣の駅@名松線
上り:比津駅■3.8km
下り:(終着駅)■全長43.5km
※訪問日:1994年1月16日,2006年1月18日
ところで、当駅は終着駅なので、到着した列車は当然折り返して松坂方面へ向かうわけですが、昼間のダイヤで12時28分着~13時37分発という「お昼ご飯タイム」と言わんばかりに長い折り返し時間を持つ運用があります。その際には駅舎改築に便乗して設置された乗務員詰所が活躍。
情報筋によると、この中にはテレビや給湯設備が充実しているらしいです。乗務員はあらかじめ弁当を用意してここへ持ち込み昼食を取っているそうです。
こちらは1994年に撮影した当駅の駅舎です。これは開業時から2004年まで使われていた建物です。
隣の駅@名松線
上り:比津駅■3.8km
下り:(終着駅)■全長43.5km
※訪問日:1994年1月16日,2006年1月18日