北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部
石狩金沢駅■北海道石狩郡当別町字金沢
石狩当別駅管理の無人駅
※2020年4月17日で営業終了、以降計画運休ののち5月6日で閉駅しました。
北海道内でよく見る車掌車両改造(通称「ヨ太郎」)駅舎の駅でした。駅舎の前付近にはヨ太郎駅舎になる以前の駅舎の基礎土台が残っていました。
しかし見事な土台の残りっぷりですな。
駅設備は駅舎の他にケーブルハウスと呼ばれる信号設備の建屋がありますが、トイレはありませんでした。
「ケーブルハウス 札幌信号通信区」と書かれている小さな建屋、中がとても気になります。
駅頭には駅名標っぽい様式の駅看板が建立されていました。右側の隣接駅表示がシール上書きされていましたが、ここには1981年に設置され1995年に現在の駅名に変更された際に貼付されたもので、この下には「大学前」の文字が隠れています。冒頭の駅名標画像も同様です。
駅前は見事に何も無いように見えますが、数件の民家や酪農の建物が点在しています。
ヨ太郎待合室の中はこんな感じ。少し荒れているように見えましたが、、、
隣の北海道医療大学駅までは列車がそこそこ設定されている「Kitacaエリア」ですが、当駅から先はICカードは使えず列車本数も激減しますが、それでも浦臼駅までの区間は「まだこれだけ列車が来る」と思えてしまいます。
当駅に運賃表ですが札幌駅~浦臼駅間のみしか表示がありません。これではまるで浦臼駅より先に未来が無いみたいではありませんか。。。
ところで当駅は線路の向こう側に片側2車線の国道275号線が走っていて、その国道と当駅の間に…
廃ガソリンスタンド跡があります。これは興味深い。近付いてみると以前はホクレンSSを名乗っていたようで、古い事務室がそのまま残っていました。その中には…
廃止される直前まで使っていたであろうオイルなどがそのままになっていました。
これを見る限り、昭和時代にここが閉鎖されたことが推測できます。しかし「通商産業省」っていう表記。。。古いなぁ。
そんな廃ガソリンスタンドぐらいしか見どころがないような当駅周辺ですが、徒歩数分で日帰り入浴が出来る温泉があったりします。
そんな当駅の構内は単線上の1面1線でしたが、貨物取り扱いがあった名残りで構内の敷地は広かったです。
2020年6月に再訪します
※訪問後に掲載します
<当駅→本中小屋駅間の踏切施設>隣の駅@札沼線
・(31k130m)当駅31.1km
・(31k470m)36線道路踏切
・(31k709m)北8号道路踏切
・(31k826m)鈴木作場(勝手)踏切
・(32k257m)37号道路踏切
・(32k811m)第2札幌稚内線踏切
・(33k105m)仲屋作場踏切
・(34k539m)20線道路踏切
・(35k071m)17線道路踏切
・(35k315m)15号道路踏切
・(35k550m)温泉道路踏切
・(35k640m)元中小屋駅35.6km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:北海道医療大学駅G142.2km
下り:本中小屋駅■4.5km
※訪問日:2017年7月29日