東日本旅客鉄道株式会社 盛岡支社
いわて沼宮内駅■岩手県岩手郡岩手町大字江刈内7番9号
駅長所在の直営駅
2019年1月訪問時の様子です
利用がそれほど旺盛でもない新幹線の駅なので、2003年訪問時の様子と殆ど変わり映えしない東口駅舎です。当記事後半に別掲している2003年訪問時の東口出入口画像と比較して、階段手前に駐車してある軽自動車まで同じに見えてしまいますが、この画像は2019年1月2日の夕方に撮影したものです（念のため）。
東口の外の様子は駐車場しかなく、まさに駐車場のための出入口と言っても過言ではありません。この駐車場は有料で、24時間300円となっているようです（2時間までなら無料）。
※西口や旧東北線時代の様子はIGRいわて沼宮内駅の記事で紹介しています。
自動改札機は新型に交換されていますが、通路が2つなのは相変わらず。
改札口付近には東北･北海道･秋田の各新幹線の運賃表が掲げられています。盛岡～新函館北斗間は特定特急料金（＝自由席と同額）が、秋田新幹線区間はこまち号との合算額が、東京駅方面までははやぶさ料金が掲載してあります。
その下には鉄道駅では御馴染みの建物財産標が貼付されていて、2002年12月竣工と記されています。そのとき建設を担当した日本鉄道建設公団の名前が刻まれていることがわかります。
記念スタンプもしっかりとありますよ。
改札の中はこちら。列車が発着する時間帯の前後を除くととても静かな空気が漂っています。
構内は複線上の2面2線。ホームドアが設置されていて手狭な印象です。東北新幹線は運用しているE5･H5系が10両編成であることから、当駅･二戸･八戸駅は12両編成に対応したホームの長さになっていますが、当面12両編成の列車は入線しないようです。
2003年の訪問時に貼ってあったMax編成のシールは剥がされ、E5.H5系のものしか貼っていません。もはやE2系すら入ってこない前提なのでしょうか。
コンコース内に貼ってあったAEDの設置場所に関する表示・・・
「て」を入れ忘れてしまったようです。「AEDはJR改札前に常備します」では今後を言い表していることになってしまうことに貼った跡に気付いてしまったのでしょうか。
※当ブログも誤字脱字は多いので気をつけます。。。
2003年訪問時の様子です
2003年訪問時の駅名標は中国語と韓国語の表示が無い以外、2019年初頭に撮影したものと同じ筺体ではないかと。
ということで前回訪問から時期が経過していないこともあって変化に乏しい東口出入り口です。階段しかないように見えますが、階段の後方にエレベータが設備されていてバリアフリー対策もバッチリです。
開業当時はもっとも停車列車が少ない新幹線停車駅と酷評されたこともあって、自動改札機は2通路分しか設けられていません。
当駅は県庁所在地の盛岡市まで平行しているIGR線とライバル関係になっています。
運賃比較をすると当駅～盛岡駅間で新幹線は1,440円（立席特急券利用）で、「Wきっぷ」という企画切符を使えば往復で2,500円（片道換算で1,290円）で12分。IGR線だと920円（11枚つづりの回数券で1枚あたり836円）で32分。
運賃面では断然IGRの方が安上がりで、ダイヤの面では新幹線が1日に8本しかないのに対してIGRはほぼ毎時1本（混雑が見込まれる時間帯はもっと多い）は確保されていて。。。これではJRはあまり太刀打ちが出来ないのも止むを得ないのかなぁ。
※金額は2019年9月末までのものです（消費税8％計算）
ちなみに当駅と北海道新幹線の途中駅と当駅はなかなか相性がよろしくなく、当駅から乗り換えなしで奥津軽いまべつ駅または木古内駅へ向かうには15時台まで列車がありません。ご利用の際は新青森駅で「当駅通過・木古内か奥津軽いまべつ停車」の後続新幹線への乗換えをしてください。
利用者が少ないこともあって駅舎改築以前から営業をしていた「駅そば屋」が閉店に追い込まれています。
訪問時、ホームドアの停車位置案内シールにはMaxの停車位置が記されていましたが、盛岡以東の各駅にE4系車両が入線したことは無く、、、とはいえ一応想定しておこうという措置だったのかなぁ。
構内は複線上の2面2線。全ての停車列車が「はやぶさ」という駅は当駅ぐらいです。
隣の駅＠東北新幹線
上り：盛岡駅■31.1km
下り：二戸駅■34.6km
※訪問日：2003年1月1日,2019年1月2日
