伊豆急行株式会社 運輸部
伊豆稲取駅IZ11静岡県賀茂郡東伊豆町稲取2832番地1号
駅係員配置の有人駅(配置時間:5時50分~23時18分)
🆋Suica(首都圏エリア)の駅
駅前広場にはなにやらいろいろな展示物が置かれているものの、訪問時間帯がたまたま雨天であったためゆっくり見て触ってというわけにもいかず、、、駅舎は屋根の形状が特徴的な三角形をしています。
駅前風景です。画像右側の「赤尾ホテル」はその建物自体は雑居ビルのようですが、「赤尾ホテル」は沿岸部にある食とお風呂が自慢のリゾート宿です。看板があるからと言って駅前にあるわけではなく、当駅からは14時から18時までホテルへ連絡すれば迎えに来てくれるそうですが、歩いても15分程度の場所なんだそうです。
改札口は昔ながらのラッチがあってその中に改札係員がいて案内業務を行っています。伊豆急の駅でこのようなラッチがあって係員がその中で業務をしている駅は当駅ぐらいとなっています。その前後にはICカードの簡易改札機があります。
外観から確認できる三角屋根を室内から見るとこんな感じ。建物を支える鉄骨の柱がありますが、水色に塗られていてあまり違和感がありません。
当駅の券売機上の運賃表は大阪市内まで記載があります。他の特急停車駅は遠くても米原駅までの表示だったのに、、、
このような待合室も完備されています。
その脇にはこのような石が…「パワーストーン」なんだそうです。
当駅は「伊豆アニマルキングダム」の最寄り駅なんだそうです。ここはかつて伊豆急行が自社開発した「伊豆バイオパーク」という動植物園でしたが2005年に伊豆急の関連会社へ譲渡された後に札幌市の加森観光が買収。現在も運営会社は「伊豆バイオパーク」というそうですが経営母体は遠く離れた北海道の会社と言うから驚きます。
そんなかつての関連会社だった名残りからなのか、駅構内にはアニマルキングダムの看板がチラホラあります。
ホワイトタイガーが間近で見られるのは珍しいかも知れません。1989年に汐留と南港で開催されたフジテレビと関西テレビのイベント「ツムラ・イリュージョン」を思い出すホワイトタイガーマニアの皆さん、あの時のホワイトタイガーは公園のために米国から連れて来られたもので伊豆から運んだものではないそうです。
稲取温泉もとても有名な温泉保養地で、さらに雛人形を吊るして飾るという。そういわれてみれば改札口にも飾ってありました。そして駅舎の外の看板にも。。。
吊るし雛が描かれています。
改札からホームへ向かうと東京方面行きホームの階段前には東伊豆町の「またきてね」の看板が見送ってくれます。
ところで伊豆稲取といえば「肉チャーハン」がメジャーらしく、この付近にある「かっぱ食堂」は連日肉チャーハンを求めて賑わっているんだとかで。片瀬白田駅近くにある「変ったチャーハン」の元祖的存在なのでしょうか。
構内は単線上の2面2線。特急も停車する駅です。
ところで当駅は保線基地も併設されていて、1番線ホームの外側には側線があり事業用車両がりゅうちしてあります、こんな感じで。
駅舎の隣に意外と目立って留置されているから驚きます。
こんな感じで2番線ホームの壁の向こう側にこっそりと1本側線があります。
隣の駅@IZ伊豆急行線
上り:片瀬白田駅IZ104.2km
下り:今井浜海岸駅IZ123.9km
※訪問日:2017年2月5日