西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部和歌山支社
和泉砂川駅R48大阪府泉南市信達牧野165番地2号
駅長所在の直営駅
🆋ICOCAの駅
令和4(2022)年訪問時の様子です
東西に駅舎を別個に持っている快速停車駅です。昭和5(1930)年6月、当時の阪和電気鉄道により設けられた駅で、開業当初は信達(しんたつ)駅を名乗っていたとのこと。駅名は「信達」→「阪和砂川」→「砂川園」と変遷し、昭和19(1944)年の国有化と同時に和泉砂川駅に変更され現在に至っています。
↑実質的な正面駅舎と言ってよい西口です。建物の規模からして駅長事務室はこちら側にあるとみられます。利用者の出入口は右側に寄せられていて、駅事務所で入り口がセンタリングされているデザインはどうにかならなかったのでしょうかねぇ。この建物は昭和10(1935)年に作られたものです。
西側駅舎の内部です。改札口はかなり手狭で、バリアフリー設備(エレベータ)通路を増設する際に改札通路も同時に増設されています。列車発車時刻を示す表示版の配置もかなり苦心している様子が伺えます。
構内見取り図です。トイレとバリアフリールートは西口にのみあることがわかります。
当駅からの運賃表です。和歌山駅までは400円、関西空港駅までは550円、天王寺駅(鶴橋~大正含む)までは730円、大阪駅・新大阪駅までは940円となっています。大阪市内発着の乗車券を利用する場合は杉本町駅までの560円が別途必要となります。
列車時刻表です。6時から8時台に手厚く列車が設定されていることがわかります。停車列車は基本的に「紀州路快速」で、各駅に停車する普通列車は日根野駅(より先)で接続(のりかえ)てもらうようです。特急くろしお号は大阪方面は朝に、和歌山方面は夕方以降に停車する設定となっています。
↑こちらは東口です。西口に比べ小ぢんまりとした印象。見事な三角屋根が印象的です。、
建物内部です。改札機が並んでいますが基本的には無人で、青春18きっぷなどの自動改札機不可乗車券類を利用する場合は改札機の脇のきっぷ読み取り台付きインターフォンで係員と対話して改札機を開けてもらう処理が必要です。
こちら東口はエレベータの設置がありません。と言ってもすぐそばに踏切があり西口へのアクセスは容易です。
構内は複線上の2面4線で、一部列車では普通列車と快速列車の緩急接続や特急列車の通過待ちを行っています。
特急停車駅なのでこのような乗車目標シールがホーム床面に貼られています。
平成15(2003)年訪問時の様子です
2003年訪問時に撮影した駅名標です。
西口と東口に駅舎が分かれている駅です。画像は西口です。
阪和線は元々大阪と和歌山を結ぶ私鉄で、阪神・阪急や京阪、近鉄のように沿線に遊園地を設けていた時代があったそうです。その遊園地が当駅を最寄としていた「砂川遊園」なんだそうで、なんと日本で最初に「ディ〇ニー」のミッキー〇ウスを登場させた施設なんだそうで。といってもデ〇ズニーやミッ〇ーマウス関連の施設があったわけではなく、パンフレットに登場した程度の露出だったそうですが、日本にディズ〇ーリゾートが登場する54年も前に関西にミッキーマ〇スが活躍をした遊園地があったんですな。
のりば
複線上の2面4線で、特急列車の停車もあります。
隣の駅@R阪和線
上り:新家駅R471.9km
下り:和泉鳥取駅R492.8km
※訪問日:2003年11月1日,2022年8月12日