西日本旅客鉄道株式会社 中国統括本部米子支社木次鉄道部
出雲八代駅■島根県仁多郡奥出雲町馬馳57番地
木次鉄道部管理の簡易委託駅
平成18(2006)年12月訪問時の様子です
平成18年訪問時の駅名標です。木次線色デザインのものと交換前です。
木造駅舎の宝庫・木次線ですが、当駅もそのうちの一つです。某電機メーカーのコマーシャルを彷彿させる(といってもそこまで大きくない)大きな樹木が駅前にそびえたっています。
駅舎に貼付されている建物財産標によれば、当駅は1932(昭和7)年12月18日に登録されています。この日付は木次線が木次から出雲三成まで延伸開業した日と同日です。当駅も開業時から踏ん張っている歴史的建造物なんですな。
出札窓口や手荷物受け渡し取り扱い窓口などの基本的な造りは変っていないようです。
当駅は簡易委託による乗車券販売の取り扱いがありますが、営業時間を記した看板がご覧の通り判読不可能な状態になっていました。これは2006年12月に撮影したものですが、現在もこの看板が有効なのか、それとも撤去済みなのかはこの日以降訪問をしていないため不明です。
なお、その左脇にはJNRマークとともに「出雲八代駅協力員」の文字が入った札が掲げられています。
隣の下久野駅は掲示物がたくさんあり興味深かったのですが、当駅も負けていません。
元世界ジュニアフライ級チャンピオン渡嘉敷勝男氏のサイン色紙です。
構内には木次線の各駅でチラホラ見かける黒板式の駅名標が当駅にも掲げられています。
木枠で造られた改札口…妙に歴史を感じます。
棒線化している当駅ですが、かつては行き違い設備がありました。あちら側のホームは現存するものの使われていません。
現在の構内は単線上の1面1線となっています。
当駅からは出雲三成駅を経由するバスが発着しています。これを使えば少ない列車本数を補完でき、効率的に乗降駅を増やすことができます。ダイヤなど詳細は「奥出雲交通 バス」で検索して最新のダイヤを参照してください。
<当駅→出雲三成駅間の踏切施設>隣の駅@E木次線
・(37k420m)当駅37.4km
・(38k061m)宮地踏切
・(m)平踏切
・(m)第1馬場踏切
・(m)矢谷踏切
・(m)里山踏切
・(m)石原踏切
・(41k510m)出雲三成駅41.5km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:下久野駅■5.9km
下り:出雲三成駅■4.1km
※訪問日:2006年12月25日