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阿佐海岸鉄道株式会社 運輸部
海部駅AK28徳島県海部郡海陽町奥浦字一宇谷23番15号
宍喰駅管理の無人駅
※令和2(2020)年10月31日まではJR四国・牟岐駅管理の無人駅(M28)
 同年11月1日より安佐海岸鉄道へ移管

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 全国に点在している2つの鉄道事業者で共同使用している駅のひとつなのですが、そんな中で当駅は管理主体がどちらの会社なのだかいまいち不明瞭な駅です。

 JR四国的には1973年に開業した高架駅。阿佐海岸鉄道的には1992年に開業しています。先に開業をしていることからJRが管理していると思いきや、それぞれの会社の駅名標がそれぞれのホームに掲げられているものの、駅出入り口にはどちらの事業者のマークも掲げられておりません。ダチョウ俱楽部のコントのように駅の管理を押し付けあっているように感じるのは私だけでしょうか。

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 駅出入り口には阿佐海岸鉄道の開通記念碑が設けられています。

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 近隣には観光名所が点在していると地図には記載されています。

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 駅の外はこんな感じですが、徒歩でしばらく進むとスーパーマーケットやコンビニが点在しています。

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 海が近く、潮風が心地いいエリアでもあります。

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 当駅は高架駅ですが、構内踏切が設けられているという奇妙な駅です。当駅開業時は手前側の1番線のみ設けられていましたが、その後阿佐海岸鉄道が開業することになり2番線が設けられましたが、1番線と2番線を繋ぐ通路を設ける資金をケチったためこのようなものが設置されたようです。

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 その構内踏切の先に更に奇妙な構造物が…これは一応トンネルのようです。

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 1番線ホーム屋根に設けられているJR四国様式の時刻表と運賃表。JR四国様式ですが阿佐海岸鉄道の運賃・時刻もしっかり掲載されています。

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 構内は単線上の2面2線。1番線はJR四国、2番線は阿佐海岸鉄道の列車が発着しています。

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 阿佐海岸鉄道の駅名標はこちら。

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 2番線ホームの時刻表と運賃表です。その他にも掲示物がゴチャゴチャと貼られています。

 隣の阿波海南駅から当駅までは2020年度のDMV運用開始に伴いJR線から安佐海南鉄道線へ移管されます。このことによりJR四国の駅ではなくなるので、JR四国の看板類の掲出や車両の乗り入れは間もなく終了する見込みです。

隣の駅@AK安佐東線
上り:阿波海南駅(M27)1.5km
下り:宍喰駅AK296.1km

※訪問日:2020年1月9日