東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部静岡支社
上大井駅CB02神奈川県足柄上郡大井町上大井617番地
松田駅管理の無人駅
🆋TOICAの駅
古めかしい木造駅舎の駅です。1889（明治22）年に開業した御殿場線ですが、当駅の開業は1948（昭和23）年なので、追加設置された駅ということになります。
駅舎正面に貼付されている建物資産標によれば昭和23年に竣工していることを示しています。この駅舎は駅開業時からの建物ということですね。
路線開設後に追加設置された駅ですが、そういう駅にありがちな手狭な駅前広場ということはなく、車両の乗り入れが容易なほどの広さが確保されています。
「ようこそ ひょうたんの町 おおいへ」の看板が出ています。ひょうたんが名産なのか？という疑問が沸きますが、これは当駅の駅係員が強烈な西日を避けるために改札付近に植えたのがひょうたんであり、それが評判を呼んで「ひょうたんの町」としているんだそうで。。。
ひょうたんの看板の奥には「日本犬保存会会員」とあるペットショップとみられる建物があります。どんなお犬様が出てくるのかちょっと興味深かったりします。
当駅開業50周年を記念して建立した碑があります。これ、ひょうたんというより神奈川県を模しているような気がしますが。。。
駅舎内はこちら。有人駅時代の窓口跡には運賃表と掲示物が掲出されています。
時刻表と運賃表です。運賃表はJR東海の無人駅でよくみられる「表式」で、路線図式ではありません。
TOICA簡易改札機の設置があります。訪問時点ではTOICAサービスが隣の下曽我駅までで、下曽我駅より先の国府津駅までの利用時には使えないことを強調した看板が掲げてあります。
TOICA改札機付近の頭上にはひょうたんを掲げることができるようになっています。
かつての東海道線であった歴史から、ホームは長い編成に対応しています。
行き違いがなければ上下いずれも駅舎に接した1番線側に列車が到着するよう配慮されています。
構内は単線上の2面2線となっています。
＜当駅→相模金子駅間の踏切施設＞隣の駅＠CB御殿場線
・（6k540m）当駅6.5km
・（6k642m）上大井踏切
・（6k727m）宮地踏切
・（6k875m）役場踏切
・（7k098m）金子踏切
・（8k119m）市場踏切
・（8k290m）相模金子駅8.3km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り：下曽我駅CB012.7km
下り：相模金子駅CB031.8km
※訪問日：2020年3月13日
