kamiokakozanmae
神岡鉄道株式会社 運輸部運輸課
神岡鉱山前駅■岐阜県飛騨市神岡町船津2292番地
有人駅
※平成18(2006)年11月30日で営業終了、閉駅しました

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 雪深い時期に行くと駅名標が埋もれてしまいます。。。
 
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 駅名が表すとおり神岡鉱山の前にあった駅です。神岡鉄道の生命線と言っても良い猪谷駅から当駅までの貨物輸送のために側線がたくさんあり、構内はとても広かったです。しかし、その頼みの貨物輸送も荷主がトラック輸送に切り替えてから当路線の鉄道貨物は廃止され、現在ではその側線に使われていないディーゼル機関車が不貞腐れた少年が布団をかぶるかのようにたくさんの雪をかぶって留置されていました。

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 当駅は乗務員詰所や車両基地としての機能も有していて、車体洗浄機も設置されていました。また、神岡線は全線通しの列車よりも当駅と奥飛騨温泉口間の区間運転列車が多く(といってもそれほど多くない)設定されていました。

 当駅はそういう理由から当路線の拠点として君臨し、タブレットの授受が行われるので社員が常駐していました。タブレットの受け渡しが行われているので一見すると交換設備もあるのかと思いきや、旅客ホームが1面しかないことから、旅客列車同士の行き違いは行えません。上下どちらかの列車を貨物側線に停車させれば交換は可能ではあるようですが、そのような交換は旅客列車同士では行われていませんでした。貨物列車が運行されていた時代にはあったのかも知れませんが。

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 待合室には21世紀に入ってからめっきり見なくなったダイヤル回転式選局のテレビが旅客向けに設置されていました。隣には食券型の券売機も設置されていますが、よく見ると券売機の左上にカード投入口があります。これは神岡鉄道専用の「いろりカード」の投入口ですが、このカードがどれほど流通していたのかは謎。。。。この待合室の横にあった事務室内でも記念乗車券類の発売が行われていました。

 駅の周囲は工業地帯っぽく、歩いて10分程度の位置に神岡の市街地へアクセスできます。この市街地へは隣接の飛騨神岡駅の方が近いです。

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 ということで構内は1面1線。訪問時は貨物営業が途絶えたことから側線は除雪していませんでした。

 なお、当駅は1966年に旧国鉄神岡線として開業した際は「神岡口」駅を名乗っていましたが、1984年に神岡鉄道へ転換した際に現在の駅名へ改称しています。 

隣の駅@神岡線
上り:漆山駅■7.5km
下り:飛騨神岡駅■1.2km

※訪問日:2005年12月29日