東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部
金山駅CA66CF01愛知県名古屋市中区金山一丁目17番18号
駅長所在の直営駅
🆋TOICAの駅・名古屋市内の駅
元々は中央線の駅として設けられ、あとから東海道線のホームが追加設置された駅です。
名古屋市の中心駅が名古屋駅であれば、鉄道の要衝はここ・金山駅。
両駅ともに色々な路線が乗り入れているターミナルですが、名古屋駅はホームの数が多く、そのほかの商業施設も大きいので乗換にはいささか面倒が伴いますが、当駅の場合はJR東海道線、中央線と名鉄線、地下鉄名城線がコンパクトにまとまっていて便利です。
JRの当駅は一部の特急「しなの」と特別快速・新快速・快速が停車します。また、名鉄と地下鉄が近い…そんな便利さもあって当駅の駅舎には「総合駅」と書かれていたりします。
そもそも金山に駅を最初に置いたのはJR(旧国鉄)ではなく、名古屋鉄道(名鉄)で、名鉄が金山駅を置いた約18年後の1962(昭和37)年に中央線の金山駅としてオープン。正式には中央線の千種~名古屋間にあった古渡信号場が駅へ格上げされたと言う歴史的経緯があります。
それから暫く、当駅は中央線の駅として機能していましたが、旧国鉄がJR東海化して約2年後の1989(平成元)年に東海道線にもホームが設置され、現在のようになりました。なので当駅は書類上は中央線に属しているそうです。
当駅の構内配線は一見すると単純に見えますが、東海道線と中央線の間に名鉄線が入っているのでちょっと複雑。
JR線のホームが名鉄の2面4線ホームを挟み込むように配置されています。JRの改札口は西側に1箇所と、改札内に乗り換え専用改札が1箇所あります。中部国際空港へのアクセスは当駅での乗換えがとても便利です。
そんな当駅はJR的には2面4線ですが、東海道線と中央線はそれぞれ独立して立地しているため、当駅の構内では両線の線路はつながっていません。
中央線は歴史的経緯もあるので1番線と2番線を名乗っています。
名鉄線を挟んで東海道線のホームが設置されていて、こちらは上り線が3番線、名古屋方面の下り線が4番線を名乗っています。余談ですが名鉄のホーム番号はJRとは逆さで名古屋方向が若番でとなっています。
駅番号貼付前の駅名標です。
隣の駅@CF中央線
東行方面:鶴舞駅CF022.3km
西行方面:名古屋駅CF003.3km
隣の駅@CA東海道線
上り:熱田駅CA651.9km
下り:尾頭橋駅CA670.9km
※訪問日:2004年1月18日,2006年3月6日他