西日本旅客鉄道株式会社 金沢支社七尾鉄道部
金丸駅■石川県鹿島郡中能登町金丸又れ49番地
七尾鉄道部管理の無人駅
🆋ICOCAの駅
令和4(2022)年12月訪問時の様子です。
地元の交流施設を兼ねた駅舎を持つ駅です。平成17(2005)年5月竣工の駅舎建物です。駅前の電柱広告が古めかしくて印象的です。
駅前に広場は見えませんが、少々津幡方に広場と小公園を整備し賑わいをという計画があったようです。
https://www.hrr.mlit.go.jp/kensei/machikou/kanryouishikawa/42_kanemaru.pdf
↑国土交通省北陸整備局のウェブサイトに出ているPDF資料によると、当駅の旧駅舎の画像に「▲活気の低下した既存駅舎」と付記されていて、何をもって活気が低下したのかを説明してもらいたくなったのですが、新しい建物が出来て18年が経過して訪問しましたが、活気が向上したかどうかは確認できませんでした。ところが↑のPDFには「にわかに活気を取り戻した駅前」とあり、駅舎が改築された直後は「にわかに活気を取り戻した」のでしょう。
その、活気を取り戻したとされる駅舎内部の様子です。鉄道の待合機能や券売機などのツールはここに配置されています。
券売機に掲示されている運賃表です。
時刻表です。
1番線には1番線を高速で通過する列車の時刻表が掲げられています。
当駅のもう一つの「顔」である交流設備ルームです。こちらは鉄道の待合室ではないため、時刻表などの鉄道会社設備はありませんが、鉄道愛好家や地元の方が撮影したとみられる列車の写真などが所狭しと展示してありますが、中でもこんなレアなものが展示されています↓
大相撲力士の化粧まわしです。
説明書きを読むと、これは日本相撲協会が主催している大相撲とはあまり関係はないものの、この付近では伝統的に盛り上がっている「羽咋神社神事相撲」で最高位である大関に昭和8年に認定されたときのものであるようです。
真剣勝負が繰り広げられる年に一度の大一番。唐戸山神事相撲は日本最古の屋外土俵で行われるそうで、一度見たい「神事」です。
そんな歴史と伝統のイベントの化粧まわしがなぜ当駅にあるので、ぜひ見に来てください!
そんな当駅は駅頭に「金た丸駅」の文字が掲げられていて、なにやら縁起がよさそうな・・・
訪問から1カ月以上が経過していますが、私が「お金が貯まった」と認識するほどの収入はありません。。。
跨線橋から津端方面を見た図です。
駅舎とは対面のホームにも待合室があります。その横には・・・
三角形の名所案内です。この付近は「おにぎりの里」なんだそうで、そういわれてみればこの看板はおにぎりに見えなくもないですな。
構内は単線上の2面2線。普通列車のみが停車します。
駅舎側ホームには駅中心点とみられる標柱があります。
<当駅→能登部駅間の踏切施設>隣の駅@七尾線
・(37k460m)当駅37.5km
・(37k616m)高畠踏切
・(m)宮地踏切
・(m)第1沢踏切
・(m)第2沢踏切
・(m)島田踏切
・(m)谷内踏切
・(m)第1杉谷踏切
・(m)第2杉谷踏切
・(m)第1下出踏切
・(40k275m)第2下出踏切
・(m)中大門踏切
・(40k772m)御祖踏切
・(41k060m)能登部駅41.1km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:千路駅■3.7km
下り:能登部駅■3.6km
※訪問日:2022年12月14日