kawabe
東日本旅客鉄道株式会社 秋田支社
川部駅青森県南津軽郡田舎館村大字川部字上西田31番地2号
弘前統括センター管理の無人駅
🆋Suica(青森エリア)の駅
※令和5(2023)年3月までは弘前駅管理の業務委託駅(委託先:JR東日本東北総合サービス株式会社)

※当駅は令和5(2023)年5月に駅舎改築を行い、現在は小さい建物に変更となっています。


 平成28(2016)年7月訪問時の様子です 
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 奥羽線と五能線の分岐駅です。川部エリアの規模からしてオーバースペックと思える大きさの駅舎が異彩を放っているように感じました。

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 駅の周囲はそれ程の賑わいはありません。当駅がある田舎館村の役場は当駅からタクシーで10分、弘南鉄道田舎館駅からだとタクシーで5分程度の位置にあります。要するに田舎館村の中心部からは遠いということで。。。

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 あまり目立ちませんが駅前にはバス停があります。

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 このバス停は旧国鉄黒石線の廃止代替バスとして機能していて、朝・昼・夕に細々と運行されています。鉄道時代よりも本数が減っていて、このバスを見るのはなかなかレアな体験かなと思ったのですが、偶然走行しているところを目撃するという。。。
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 バス転回場から駅前へ戻る黒石駅行きバスです。17時台の便ですが当駅前バス停利用者は残念ながら確認できませんでした。

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 改札口は有人ですが、7時30分~18時30分以外は無人駅扱いとなるため自動券売機も電源が落とされ乗車証明証発行機のお世話になります。
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 そんな券売機はこちら。タッチパネル式の高価な券売機ですが、夕方以降は非営業とは勿体無い。

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 券売機の頭上に掲出されている運賃表です。東能代駅への運賃は奥羽線経由の金額が掲載されています。

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 駅舎をホームから見た図です。駅舎に接しているホームにも線路が敷設されていて、事業用車両が留置されていることがあります。

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 構内跨線橋から望む2.3番線です。

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 1,2番線ホーム上には五能線の終点である旨を記した標識が設置されています。

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 1番線側の駅名標は五能線仕様。訪問した2016年夏には右上に五能線80周年を示すステッカーが貼付されていました。

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 さらに目を凝らすとホームの柱に奥羽線の454キロポストが設置されています。ちなみに当駅は福島起点で453.4キロとなっています。

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 当駅から東能代方向を見ると五能線は右へ進路を採ることから、1番線は実質的に五能線用ホームとなっています。

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 当駅がある田舎館村は田んぼアートが名物。しかし実際の田んぼアートは当駅からは離れていて、鉄道でのアクセスだと弘前駅から弘南鉄道弘南線で田んぼアート駅で下車すると便利です。

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 3番線ホームからもこのような看板が見えました。

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 2番線は青森方面行き列車が発着します。

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 3番線は弘前方面行き列車が発着します。画像は臨時列車の送り込み回送列車です。3番線ホームの反対側には弘南鉄道黒石線が発着していた4番線がありましたが、現在は線路が撤去されて安全柵が設けられ、現在は使われていません。

 構内は単線上の2面3線。普通列車のほかに快速列車も停車します。五能線の乗り換え需要は弘前駅が担っていて、当駅に特急列車は停車しません。
<当駅→北常盤駅間の踏切施設>
・(453k950m)当駅453.4km
・(454k343m)川部北部踏切
・(455k515m)境森踏切
・(未確認)矢沢踏切
・(未確認)細田踏切
・(456k742m)常盤踏切
・(457k200m)北常盤駅456.6km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@奥羽線
上り:撫牛子駅■3.6km
下り:北常盤駅■3.2km

隣の駅@五能線
上り:藤崎駅■2.5km
下り:(終着駅)全長147.2km

※訪問日:2016年7月23日