東日本旅客鉄道株式会社 高崎支社
北藤岡駅■群馬県藤岡市立石558番地1号
新町駅管理の無人駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅
高崎線との合流部付近にポツンと設置された小さな無人駅です。駅周辺の道はきわめて細く、タクシーの常駐はありませんが、100メートル圏内に営業所があるので呼べばすぐにやってくるようです。
当駅は無人駅ですが、信号扱い詰所が設置されていて係員が常駐しています。が、この係員は乗車券類の発売やホームでの案内業務はしません。乗車券類の発売は待合室内にある自動券売機が一手に引き受けています。
Suica首都圏エリア内の駅なのでICカード用改札機が設置されていますが、訪問時はチャージには対応しておらず、残高不足時は近隣のコンビニのレジでチャージをする必要がありました。
待合室内には自動券売機が設置されていますが、前述の通りSuicaチャージには対応していないタイプの機械です。訪問時は故障中で紙のきっぷすら購入できないという。。。
当駅はもともと高崎線と八高線を分岐・合流させる信号場(小野信号場)として1931(昭和6)年に八高線の児玉駅~倉賀野駅間の開業にあわせて設置されました。その30年後の1961(昭和36)年に後付けで駅が設置されたので、手狭感があります。ホームの幅も妙に細いのはそういう理由があるからのようです。
といっても1961年の駅。昭和クオリティの椅子が設置されていて、ちょっと興味深い古さを醸し出しています。
構内は八高線的には1面1線ですが、ホームの倉賀野寄りには高崎線との合流地点があり、倉賀野駅までは高崎線と線路を共用しています。
時刻表や列車内の路線図には当駅と高崎線の線路は離れているような表示ですが、実際には八高線の線路の脇に駅が設置されています。このような例は千歳線平和駅や身延線金手駅などで見られますが…
当駅の場合は両毛線の下新田信号場のような感じといったほうがわかりやすいかなぁ。
当駅のトイレは旧国鉄の用地に藤岡市が設置したもので、土地の使用承認標が貼り付けてありました。
構内は八高線的には単線上の1面1線。当駅では行き違いはできません。前述の通り倉賀野寄りに高崎線との線路共用部との合流・分岐のためのポイントがあります。なお当駅から高崎線新町駅までは2.5キロとなっています。当駅から新町・熊谷方面へは倉賀野駅で高崎線に乗換える必要があり、往復7.4キロも無駄に移動を強いられてしまいます。
<当駅→倉賀野駅間の踏切施設>隣の駅@八高線
・(88k390m)当駅88.4km
・(88k467m)第二拾弐踏切※高崎線と共用
・(90k964m)玉村街道踏切※高崎線と共用
・(91k340m)穴池踏切※高崎線と共用
・(92k360,)中里街道踏切※高崎線と共用
・(92k049m)倉賀野駅92.0km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:群馬藤岡■3.7km
下り:倉賀野駅■3.6km
※訪問日:2006年2月5日