東日本旅客鉄道株式会社 長野支社
北細野駅OitoLine28長野県北安曇郡松川村字赤芝
信濃大町駅管理の無人駅
宅地の中の無人駅です。こちらは2012年撮影の様子です。
こちらは2017年撮影の様子です。殆ど変っていないように見えますが、よ~く見ると飲料の自販機がお目見えしています。当駅では乗車用としては使えないSuicaが飲料自販機では使えます。
石段が積まれたホームがポツンとあるだけの質素なつくりの駅です。
住宅が点在していますが、近所にある細女(うずめ)神社が「おかめ様」と呼ばれていたことから、当駅が設置された当初から大糸線が国営化する直前までは「おかめ前駅」と言っていたそうです。
細長いホームにポツンと待合室があるだけ。自動券売機や乗車証名証発行機は設置されていません。
待合室には昭和37(1962)年2月竣工を示す建物財産標が貼付されています。当駅の開業は1930(昭和5)年なので以前は現在の待合室とは異なる構造物の駅舎があったのでしょう。
その待合室内は長椅子があるだけのシンプル構造。
ところで当駅のあちこちにはちょっと物騒な貼紙や看板があります。
「ものを壊すな」「ごみを捨てるな」「いたずら書きするな」「ゴミ箱撤去」「万引きするな」「痴漢発生」。。。
ずいぶんといろんなことがあるんですな。
世の中物騒になったとはいえ、ここまで注意喚起をしないといけないのかと少々がっかりとしてしまいます。治安世界一の日本はどこへ行ってしまったのだろうかと。
ホームから山々がきれいに見えました。
ホームの有効長はとても長く、4両編成が停車してもこの余裕。
構内は単線上の1面1線です。ホームの松本寄りに出入り口と踏切が設置されています。
アルクマ襲来前、2012年撮影の駅名標です。
当駅の駅名標アルクマは長野県制定アルクママニュアルによると「手招き」のバージョンとなっています。
ところで当駅と細野駅の間は大糸線の中でも2番目に駅間が短い1.0キロとなっています。列車を待っている間に歩いて移動することも容易なので、歩いてみました。
当駅のすぐ近くにある駐輪場には長野県警マスコット「ライボくん」が見守っています。
<当駅→信濃松川駅間の踏切施設>隣の駅@大糸線
・(23k840m)当駅23.8km
・(24k503m)第2東川原踏切
・(24k672m)第3東川原踏切
・(24k907m)第4東川原踏切
・(25k105m)中学校踏切
・(未確認)第2三軒屋踏切
・(26k000m)信濃松川駅26.0km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:細野駅OitoLine291.0km
下り:信濃松川駅OitoLine272.2km
※訪問日:2012年12月31日,2017年3月25日