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青い森鉄道株式会社 運輸部運輸課
北高岩駅■青森県八戸市大字上野字高岩
八戸駅管理の無人駅
※平成14(2002)年11月30日までは東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社八戸駅管理の無人駅

 平成31(2019)年1月訪問時の様子です 
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 赤い屋根の木造駅舎の駅です。訪問時は雪のため屋根の色は目だっていませんが。。。かつてはりんごの積み出しで賑わったんだとかで、屋根の色がリンゴの色と言われれば妙に納得。

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 駅前広場を擁しています。

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 ここに入る路線バスは平日の朝に1本のみ。7時03分に発車する八戸中心街ターミナル(八日町)行きがそれで、所定時刻では7時32分に八日町に到着します’(運賃は300円)。
 青い森鉄道線も当駅を同じ7時03分に発車する八戸行きが設定されていて、八戸駅乗り換えで所定ダイヤで18分(運賃は380円)。八戸中心街へダイレクトにいくことが出来るバスの利便性からして、1日1本とはいえ貴重な地元の足としてバスが機能していることがわかります。ちなみにこの北高岩駅バス停からのバスは片道1本だけのようで、北高岩駅行きのバスは設定されていませんが、近隣の高岩バス停までは頻繁にバスの設定があるのでそれほど不便ではないのかも知れません。

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 駅舎内はこんな感じ。それほど広くありませんね。

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 窓口営業をしていた名残りなのか、事務室が設けられています。

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 当駅の時刻表です。これを見ると2番線は旅客営業列車が使用していないことがわかります。

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 旅客運賃表です。自社線だけでいける青森駅まで(100.9km)と、盛岡駅まで(103.0km)とでは距離こそそれほど変わらないものの運賃額は目時駅で事業者が変わる分だけ違いが出ています。

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 青森が生んだ日本代表・柴崎岳選手のポスターが掲示されていますが、彼が鹿島アントラーズに所属していたのは2016年シーズンまでなんですけどねぇ(訪問日は2019年1月)。

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 構内からは東北新幹線の高架が良く見えます。

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 2番線は旅客列車の発着が無いわりに線路が雪に埋もれていません。ひょっとしたら貨物列車の時間調整などに使われることがあるのかもしれませんね。

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 2,3番線ホームの上には待合室が設けられています。

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 当駅には1番線ホームと2,3番線ホームを結ぶ跨線橋の他にもう1つ跨線橋があります。それがこれ。青い森鉄道の社名が大きく書かれた跨線橋で、国道104号線側のサブ出入り口を結んでいます。

 この出入り口は高岩エリアの玄関口として機能しているようで、コンビニ(セブンイレブン八戸高岩店)まで徒歩5分程度でアクセスが出来、また八戸中心街方面へのバスが頻繁に発着しているのでこのような設備が設けられたのかもしれません。

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 構内は複線上の2面3線となっています。

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 構内に設置された注意喚起看板。旧JR時代からのものっぽいですが、JR東日本だった場所に青森県の事務所連絡先がシールで表示されています。青い森鉄道は設備を青森県が、鉄道運行を青い森鉄道が別個に担っている上下分離の運営方式を採用しています

 平成14(2002)年7月訪問時の様子です 
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 JR東日本時代の駅名標です。

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 赤い屋根が印象的な駅です。1923(大正12)年に建築された当時の木造駅舎が大切に使われています。

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 ↑の画像の中心付近に写っている跨線橋ですが、当駅に2つある跨線橋のうちの一つで、赤い屋根の駅舎がある側とは反対側へ出入りができるためのものとなっています。駅舎から2,3番線ホームへの跨線橋とは別個に造られているから何とも贅沢な駅です。

 こちら側から行ける国道に「高岩」というバス停があり、鉄道よりも本数があり、かつ中心街へ直行できる利便性の高さから利用者はバスへなびく傾向にあるようです。
※中心街方面のバス時刻表↓

http://md01.server-can.net/nanbubus/routebus/pdf201504/86090-2.pdf

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 構内は広く造られています。

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 元は単線で開業した旧国鉄東北線ですが、その後複線化されて現在に至っています。

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 2002年訪問時にあった看板…

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 駅の近隣に住宅が密集していて、意外と利用者は多いです。

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 構内は複線上の2面3線ですが、2番線は現在定期的に利用されていないようです。
<当駅→八戸駅間の踏切施設>
・(369k340m)当駅638.3km
・(641k077m)一日市踏切
・(641k411)一の沢踏切
・(642k575m)第2一日市道踏切
・(643k760m)河原道踏切
・(644k820m)八戸駅643.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@青い森鉄道線(東北線)
上り:苫米地駅■4.9km
下り:八戸駅■6.9km

※訪問日:2002年7月2日,2019年1月2日